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3 初めての海釣り 夜釣りの思い出


「こないだ、あんず連れて夜釣りしてたら、気づくとヤンチャなお兄ちゃんたちが周りに集まってて」


「危なくないのそれ?」


「車体が道路に擦れそうな改造車をブンブンふかしてるお兄ちゃんや、真っ暗の中サッカーやってるお兄ちゃん、となりにギャル座らせてるお兄ちゃんとかが、後輩キャラのお兄ちゃんが釣りデビューすっとこみんなで見てて」


「えー、あんずちゃんいるのに…」


「このあたしでもあんま関わりたくねぇなと思ってさ帰る準備しったらさ」



『あのーすみません、仕掛けできますか?』

『え?』

『釣り初めてで仕掛けよくわかんなくて』

『なるほど、やりましょか?』

『あざっす!やっぱり釣り人に悪い人はいないっすね』



「って、助けを求めてきて」


「えー!ホントに?!」


「んだで!」



『釣り初めて長いんですか?』

『あたしも初心者で、初めて2年ぐらいで』

『え!ぜんぜん俺なんて始めたばかりだから』



「そのうち、ギャルも集まって談笑した」


「すげー光景だね」


たまごは夜釣りしてる親子の周りにヤンチャなお兄さんたちとギャルが座り込んでいる絵を想像して苦笑いした。


「ま、その日は風も強くて釣れそうにねぇから、おすすめの初心者向け仕掛けをプレゼントして帰りましたとさ、めでたしめでたし」



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