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加奈の死霊軍団が何者かの襲撃を受け、さらに加奈のお淫らツンパーもろ見えで数体の死霊が爆発昇天した…幸せそうだなおい。



「圭子、真鈴と一緒にもう少し周囲を探ってくれ。

 ジンコ、はなちゃんに、もちっと注意を凝らして接近してくる奴を警戒するように伝えてくれ。」


外の暗闇をじっと見つめている明石が目を逸らさずにインターコムに言った。

圭子さん、真鈴、ジンコからそれぞれコピーと了解した旨の返事が聞こえて来た。

 

玄関のドアを開け放して外を見張っていた俺と明石と四郎、リリーだった。


裏口は喜朗おじが固めている。


やがて、入り口ゲートをすり抜けながら加奈とスケベヲタク死霊軍団の捜索の為に選抜されたメンバーが敷地に入って来た。


出掛けた時は加奈と12体の死霊だったが、いまは4体少なかった。

加奈達はよろよろと玄関にやって来て倒れ込んだ。


「彩斗、俺と四郎が屋敷の周辺を探ってくる。

 俺達が戻るまでここを固めておいてくれ。

 リリー、後は頼むぜ。」

「景行、コピー。

 四郎、気を付けてね。」

「うむ、リリー、行って来る。」


明石と四郎がUMPサブマシンガンを脇に吊り、それぞれ江雪左文字とサーベルを抜いて闇の中へ進んでいった。

手傷を負わせたものを追跡して敵の拠点の位置などを探るのはある程度戦闘の事を知っている者の常とう手段だ。

明石はそれを警戒しているのだろう。


死霊が見える俺とリリーで加奈達の様子を見た。

死霊だから外傷があると言う訳では無いが、皆はかなり精神的に追い詰められているようだった。


「彩斗、酷い目に遭ったですぅ~!

 今日わたしたちは色々手分けをして捜索の範囲を広めたのですが、そのうち1人が…ねえ皆、あいつなんという名前だっけ?」


加奈がスケベヲタク死霊達に尋ねると、最初に行方不明になったのは『おバカのシンタロー』と言う死霊らしい。


「そう、おバカのシンタローが姿を消してね、私が広く呼び掛けても返事が無かったですぅ。

 嫌な予感がしたですよ。

 それで、3人一組で『おバカのシンタローを探したですぅ。

 そしたら、シンタローを探す一組が悲鳴を上げて逃げて来たですよ!

 ええと…やられたのは確か、萌え…萌え…ロリ…。」

「加奈隊長、ロリ萌え蔵です。」

「ああ、そうだったな。

 ロリ萌え蔵と言う死霊が仲間の前で飛び出してきた悪鬼に食い殺されて残りの2人が逃げてきたですぅ!

 それで加奈達は…。」


加奈が説明している間に明石と四郎が周囲の偵察から戻って来た。


「加奈達はどうやら追手を撒いた様だな。

 暖炉の間に戻って話を聞こう。」


俺達は加奈と死霊達と共に暖炉の間に入って加奈の話を聞く事にした。

はなちゃんはその間も周囲を警戒し、明石と四郎は用心に暖炉の間の対角線上の角に椅子を置いて武器を抱いて座った。


加奈の説明は再開した。


「私達は円になって周りを警戒しながらとりあえず都心の方向に移動したですよ。

 その間に何度か悪鬼の襲撃を受けて、仲間が攫われて食われて…とても怖かったですぅ!え~と又…又サブ…。」

「最初に攫われたのは強風の又三郎です加奈隊長。

 そしてもう一人の犠牲者は屋根の上の失恋小僧悟君でした。」

「ああ、そうだったな、ありがとう。

 と言う訳で私達は東京駅に辿り着く前の大きな川を越えたところで追手がいなくなった事を確認した後でも何度か解散して次の待ち合わせ場所を決めて追手がまだ追って来た時の為の目くらましをしながらここまで逃げてきたですぅ~!

 えと…4人の仲間がやられてしまったですぅ!

 おバカのシンタロー!

 ロリ萌え蔵!

 強風の又三郎!

 屋根の上の失恋小僧大悟君!」

「加奈隊長、悟君です。」

「ああ、そうだっけ。

 とにかく忠実な4人の仲間を失って、加奈は悲しいですよ~!」


そこまで話した加奈が涙を流して顔を覆ってしゃがみこんだ。

暖炉の間の隅で腰を下ろしていたスケベヲタク死霊の2体が突如爆発した。


「きゃ!な、な、な、何が起きたの?襲撃?」


爆発した死霊のすぐそばにいたリリーが返り血を派手に浴びて真っ赤になりながら叫んだ。

死霊が見えない真鈴とジンコとクラ、『みーちゃん』ママやユキ、司や忍にはさっぱり判らないだろうが、死霊が見えるメンバー、俺、四郎、明石、圭子さん、喜朗おじ、凛、はなちゃんには死霊の身体が部屋中に飛び散り、とても耐えられないほどのスプラッターな光景になった。


「もう、いやだ~!

 うえ~気色悪い~!」


リリーが本当に嫌そうな顔をして肩にへばりついた視神経の尾を引いた眼玉や、吹き飛んで来て膝の上に折り重なった小腸をどけた後で必死にティッシュで手を拭いた。

死霊の爆発した身体は1~2時間で消え失せるのだが、その間、視覚は勿論、嗅覚触覚でも確認できるので暖炉の間は大変嫌な状態になった。

内臓の臭いなども物凄くて、正直俺も吐きそうだ。

死霊が見えないユキが首に花束のレイの様に引き千切れた腕が巻かれていても平気な顔をしてコーヒーを飲んでいる姿はシュールすぎる。


「いや、悪鬼の襲撃などでは無いじゃの!

 加奈が履いているそのエロい、しかも布地が薄い紐パンが原因じゃの!

 ええい!いつからそんなエロ極まりないパンティーを履くようになったのじゃの!

 すっかりとお淫ら加奈になっておるじゃの!お前のツンパーがもろ見え状態じゃの!

 その刺激の!お淫ら加奈のあまりの破壊力の凄さで童貞死霊どもが木っ端みじんに吹き飛んでおるじゃの!」

「はなちゃん酷いですぅ!

 加奈が今履いてるパンティーはエロいけどファッショナブルですぅ!お洒落ですぅ!

死んだあとくらいは加奈が好きな服を誰の遠慮も無く着る自由が有るはずですぅ~!

 お前達もこれ位の刺激で爆発昇天するな!ですぅ~!」


しかし、はなちゃんの言葉に反応して加奈のツンパーもろ見えを覗いた死霊達の内の2体がンフ~!と呻き声をあげ至福の表情を受かべて新たに爆発した。

今度は司と忍が派手に返り血を浴びて真っ赤なお人形さんの様になったが、司達はそういう物が見えないので平気な顔をして指や肉片が乗ったクッキーを食べているのを見て俺は限界に近付きつつあった。

マジで吐きそうなんだけど…。


「ええい!このままではこの部屋が童貞死霊の屠殺場になってしまうじゃの!

 加奈!早く立ち上がるじゃの!

 そのパンティーを隠すじゃの!」


はなちゃんの声を聞いて加奈が渋々立ち上がったので、それ以上スケベヲタク死霊の爆発昇天と言う惨事は免れたが、江戸川区で襲われて食い殺された4体の死霊と共に、加奈のエロ極まりない紐パンのツンパーもろ見えで新たに4体の死霊が爆発昇天してしまい、俺達は合計8体のスケベヲタク死霊を失ってしまい、暖炉の間は暫くの間、顔を背けたくなるスプラッター現場になってしまった。

そして、それほどの犠牲を払ったがあの白人の男の子の居場所の詳細な情報は未だに掴めずにいた。

しかし、奴らが加奈達を襲撃して捜索を邪魔したと言う事は、間違い無くあの白人の男の子はあのエリアのどこかにいると言う事だった。

大体のエリアは絞り込まれた。


俺達は岩井テレサの調査部とショッカー対策班と連絡を取り、大々的なローラー作戦を葛西方面に掛けて捜査の大きな手掛かりになりそうな白人の男の子を炙り出す事に決めた。 






続く



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