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まさかの大逃走でした?

長らくあいてしまいすいませんでした。仕事とFF12がおもしろかったのです・・・

私の養分補給としてご容赦くださいませ。

こそこそと防具屋から冒険者ギルドに足を運ぶ一行である。


「もう!マックのせいで続けて大変なことになったじゃないの!」

エレイシアがこそこそしながら憤慨している。


「そんなこといわれたって俺も初めてなんだからしかたないだろ」

疲れたようにいうマクガイアだった。


普段用の鎧は買ったのでよいが常にエインヘリヤル風味だと目立ってしかたないことであろう。


「お父様もあれほどの鎧はもってません!すばらしかったです!」

そういうアイギスはいつも通り元気だ。


「たしかにアレを超えるものは国庫にもありませんわ~」

メルはいつも通りマイペースだ。


「まあいいわ・・・これで旅の支度としての武器や防具は揃ったわ。お直しにしばらく掛かるから2~3日は王都にいることになるわね。あとは今日のうちにメルの冒険者登録にいきましょう」


中央通にある冒険者ギルドに向かう一行であった。


ラギスアーク王国の中央通は様々な施設があり、主に市民のための役所、各ギルド、交通の要の馬車等の施設がある。それに付随する休憩所たる喫茶店もあり、市民の生活に欠かせない通りだ。


「さすがにここで目立つことはないわよね。メル!「ステータス」くらいは大人しくしてよね!」

そういう理不尽なエレイシアである。


「それはいってみないとわかりませんわ~」

それでもペースを崩さないメルだった。


「冒険者ギルドにつきました!お姉さまいきましょう!」

そう手を引くのはアイギスである。


冒険者ギルドに姦しく入る一行であった。


冒険者ギルドはその名の通り冒険者を統括する組織である。

1000年前に現れた「勇者」が戦力を集結するために作った施設といわれている。

街の雑用から戦力試験をパスしたものは強さに応じた魔物の討伐まで行っている。

今では各街や村にまで配置されている情報伝達のための組織でもある。


・・・おいおい・・グランヌーク嬢だぜ・・・あっちはマクガイアじゃねえか・・・・

・・・・魔法少女アイギスたんペロペロ・・・・・王女様までいるぞ・・・?


喧騒に包まれている冒険者ギルドにエレイシア達の噂が足される。

それになぜか震えているアイギスである。

順番にならんで待っている間にお約束の絡みとかは一切なかった。

この面子に挑もうとする意味を知らないものはさすがにいないようだ。


「お待たせいたしました。本日ご案内させていただくクレハと申します」

そういうクレハはまさに大和撫子である。腰まで届く艶のある髪にすけるような白い肌、全てを見通しそうな黒目はとても神秘的だ。


「まあひんがしの国の方ですわね~」

メルは外交経験もあるので人種や外国に詳しい。


「クレハはこう見えて高ランク冒険者なのよ。人は見かけによらない見本のようなものよ」

とエレイシアがいうと。


「グランヌーク嬢に言われるとお仕舞いですわ・・・・」

と嘆くクレハであった。


「ところで今日はどのようなご用件でしょうか。」

持ち直したクレハが自然な営業スマイルを浮かべながら聞いてくる。


「今日はメルナード王女の「ステータス」を確認するのと一緒に冒険者ギルドへの登録をしようと思ってきたの」

そう答えるエレイシアである。


「それではこちらの用紙に名前と職業、住居をご記入ください。その後にこちらの水晶にて「ステータス」の確認をしてギルドカードの発行になります」

一連の説明に迷いはない。熟練の受付嬢らしい受け答えだ。


「メルナード・フォン・ラギスアーク 「聖女」 王城・・・っと」

と呟きながらメルナードは記入していく。


書きおわったメルにクレハが続ける。

「お次はこちらの水晶に手を当てていてください。水晶からでた情報をギルドカードに写しだします。しかし情報の開示は本人にしかできませんのでご安心ください」


ギルドが行うのは定期的な戦力調査くらいであり、パーティーを組んでいればパーティーの戦力として計る。個人情報はギルドですら把握しておらず、唯一知ることができるのはパーティー斡旋のための職業くらいなものだ。


個人情報がしっかりしすぎている・・・なんでだろう・・・・。


と考えているとすでに出来上がったカードを持っているメルであった。


「あの~、よろしければ「ステータス」をみなさんに見て欲しいのですが~~」

珍しく困ったようにカードをもてあましているメルである。


「わかったわ。あそこの隅のテーブルで見ることにしましょう」

奥のテーブルに目線をやるエレイシア。


「そうだな。あそこなら誰にも見られないな」


「メルさまもなにかあるのでしょうか!」

マクガイアとアイギスが返事をする。


奥のテーブルに着きメルがいう。

「では確認してくださいまし~~」


そこにはこう書かれていた。


メルナード・フォン・ラギスアーク


 年 :不老

種 族:ラギスアーク王族

職 業:聖女

レベル:1 ←NEW 限界突破済

H P:500/500

M P:800/800

STR:120

VIT:90

AGL:70

INT:250

MND:300


称 号:聖女


スキル:神聖魔法 聖女の祈り 回復魔法


残スキルポイント 0


「「「不老・・・!?」」」

仲間3人が驚く。


「これでエレイシアと一緒に世界を回れますわね~」

のほほんと首をかしげながらいうメル。


「「えっ!」」

マクガイアとアイギスはまた驚く。


「ちょっとまて、エレイシア嬢もそうなのか?」

「おねえさまもすごいです!」

かぶるように言ってくる二人だった。


「ま、まあね。でもこれは内緒よ!」

ちょっと引き気味にいうエレイシア。


そんなこんなで冒険者ギルドをあとにするエレイシア達であった。


お茶をして解散することになって、なにごともなく帰宅できそうなエレイシア一行。

次回にあうのは装備のお直しが終る2日後である。


近場のカフェにて会話が続く。

「メル神聖魔法と聖女の祈り、回復魔法についてなにか判ることはある?」


「そうですわね~、言われてみれば使い方が頭に浮かんでくるようですわ~」

頬に手を当てながら答えてくるメル。


「おねえさま!このイチゴパフェが幸せです!」

アイギスは美味しそうにわけのわからない事をいっている。


ちなみにマクガイアはギルドで常連のおっちゃんたちと酒を呑んでいる。


他愛のない会話が続きそろそろ解散といったところで・・・・


ガタガガガガガアタタタタタガガガガガガガ!!!!!!!!!


なにかをひきずるような大きな音がする・・・・!


バキィィィィイイイイイイイッィイイイイイイン!!


直後何かが弾かれた音がした。


「ああああ!!!!エルダッッッ!!!」

婦人の金切り声がする。


外に出る一行がみたものは凄惨な馬車事故の現場であった。


まず見たものは馬車が損壊している現場と倒れている興奮した馬。

そして凄惨なカタチをした瀕死の少女らしき物体(・・)であった。


だがまだ生きているようだ・・・・


「大変!!!アイギスは医療ギルドへ救援以来を!メルはその子についてあげて!私はこの馬を・・・」

エレイシアがそこまで大声をあげたところであった・・・


メルは何かを呟きながら歩いている・・・・


その姿は神々しく、天から光が射しているようであった。


「四天の一翼を司る天使よ、この者に慈悲を与え給え!!!!キュア・オール!!!」


天からキラキラした光が降りてくる・・・・


少女、馬が光に包まれる・・・・


光に包まれた馬が起き上がって優しい目をしている。もう大丈夫だろう。


少女の方も目を開けゆっくりと起き上がる。

「エルダァァァーーー!!」


少女の母らしき女性が駆け寄る。

「おかあさん・・・?」


少女は無事のようだ。


オオオオオオオオオォォォォオオオオオオオオッッ!!!!!

聖女さまバンザイイイイイイイイイイイ!!!!!!!

女王様の再来ダアアアアァァァァァア!!!!!


鬨の声のように猛烈な声があがる。


「メルこっちよ!アイギスも上手く隠れるのよ!またね!」

さっさとメルの手を繋いでこの場を離れるエレイシア。


「はい!二日後にギルドで!またお会いしましょう!」

そそくさと人ごみにまぎれていくアイギスだった。


「もう~、エレイシア激しいですわ~~~~」

息を切らせながらメルはわけのわからないことをいっている。


「いまはいいの!大人しくついてきなさい!」

メルも一般人とくらべるとAGLは高く十分に速い。


二人は王城まで脱兎のごとく走りきったのであった。

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