【第9話 エルフ自治領の森危機! 自然と人工の融合】
大陸救済プロジェクト、第二弾。
目的地:エルフ自治領「エテルノの森」。
スカイゴーレム改で飛ぶこと半日。
下界に広がるのは、果てしなく深い緑の海。
木々が空を覆い、陽光すらまともに届かない神秘の森。
着陸地点で待っていたのは、エルフの長老――白髪の厳つい爺さん、名前はエルドラン・シルヴァン。
「ようこそ、佐藤和真殿。世界樹の病が森を蝕み、モンスターの自然発生が止まっておる……」
長老の案内で、自治領の中心「世界樹の根元」へ。
巨大な樹木の根が地面を這い、かつてはここで精霊や森の獣たちが生まれていたらしい。
今は静かすぎる。
鳥のさえずりすら聞こえない。
エルドランが説明。
「我らの森は『自然の調和』で成り立っておる。人工的にモンスターを生み出すなど、冒涜じゃ!」
だが、森の奥ではエルフの若者たちが飢えに苦しんでいる。
狩りの獲物(天然モンスター)が消え、食糧危機。
俺は即座に提案。
「自然と人工を融合させましょう。俺の合成スキルで、森の生態系に溶け込むモンスターを作ります」
長老、顔をしかめる。
「ふざけるな! 外来種など入れるな!」
リーファ(エルフ美人パートナー)が前に出た。
「長老、私はエルフです。この森の血を引く者として保証します。和真のモンスターは『調和型』にします」
長老、渋々了承。
条件:
・全モンスターに「森の精霊ルーン」を刻印(自然との親和性MAX)
・報酬:金貨1万枚+エルフ秘伝の精霊召喚術
・失敗したら自治領追放
作業開始。
森の奥に臨時工房(木の家風にマイクラスキルで偽装)。
リーファの魔法陣と俺のクラフトテーブルを融合させて、新合成システム開発。
メニュー決定。
・低層(森の入口〜中層):樹木擬態スライム(木に擬態して狩りしやすく)
・中層:フェアリーゴブリン(森の妖精風キメラ、可愛くて警戒されにくい)
・深層:古代樹の守護獣(木の精霊+ゴーレムで耐久特化)
・世界樹根元ボス:【世界樹の欠片+全素材+プースケ細胞】→ 「エテルノ・ガーディアン」(Lv140・自然回復型)
合成開始。
リーファが興奮。
「これ……森の精霊が喜んでるわ! 魔力が循環してる!」
失敗作も出るが……。
【失敗作・プースケ森ver】誕生。
体が葉っぱまみれで、木の枝みたいに揺れる。
「ゴブ……リーフ……」と可愛く鳴く。
プースケ(本家)がまた嫉妬。
1週間で森の半分配置完了。
エルフの狩人たちが戻ってくる。
「モンスターが……自然に溶け込んでる!」
「狩りがしやすい! ありがとう!」
だが、クライマックスに異変。
世界樹の根元で、暴走現象発生。
「古の呪い……魔王戦争の残滓が再活性化した!」
根元から黒い霧が噴き出し、配置したモンスターの一部が闇に染まる。
長老が叫ぶ。
「やはり人工など……!」
俺は笑った。
「いや、ここからが本番だ」
全合成モンスターに「浄化コマンド」投入。
リーファの精霊召喚と俺のエンチャントテーブルで、森全体を光で包む。
暴走モンスターが次々浄化され、逆に強くなる。
最終ボス「エテルノ・ガーディアン」が闇の霧を吸収し、完全体へ進化!
Lv160・森の守護神級に覚醒。
長老が膝をつく。
「……見事じゃ。自然と人工の融合……これが新しい調和か」
森復活。
鳥がさえずり、精霊が舞う。
報酬受け取り+「エルフの盟友」称号ゲット。
リーファが俺の手を握る。
「和真……あなたのおかげで、私の故郷が救われたわ」
プースケ森verが「ゴブリーフ!」と飛びついてくる。
エルフ自治領、救済完了。
次は獣人連合の草原。
大陸の危機は、まだ終わらない。
次回、第10話「獣人連合の草原飢餓! 食糧危機と最強軍団」




