【第6話 最大ダンジョン攻略! 俺の軍団が世界を変える】
王都の中心広場に、巨大な掲示板が立てられた。
【王国緊急公告】
深淵の迷宮「アビス・ラビリンス」最終層開放
攻略成功報酬:金貨10,000枚+領地授与+王国最高勲章
参加資格:レベル70以上のパーティのみ
期限:1ヶ月
アビス・ラビリンス――この世界最強のダンジョン。
100層超え、ボスは伝説の古竜級。
過去20年、誰も最終層に到達していない。
冒険者たちはざわついていた。
「モンスター不足でレベル上げできねぇよ……」
「中ボスすらろくに出ねぇって話だぜ」
そんな中、俺の工房に王国からの直々召喚状が届いた。
王城・謁見の間。
王様(Lv??)とシルフィア副マスターが待っていた。
「佐藤和真よ。最大ダンジョンのモンスター不足を、そなたに任せたい」
要するに、攻略イベント成功のために、俺が全層のモンスターを配置・管理しろって話。
報酬は成功時金貨3000枚+失敗なし。
「引き受けます。ただし、全権委任でお願いします」
王様、即決。
こうして、俺は「アビス・ラビリンス総監督」に任命された。
リーファとプースケも同行。
ダンジョン入口に巨大工房を設置。
俺のマイクラスキルで、1日で要塞級の拠点完成。
攻略パーティは王国選抜の精鋭100名。
全員Lv75以上、英雄級揃い。
作戦会議。
「通常なら各層に雑魚・中ボス・ボスを配置するが……俺は違う」
俺は地図を広げた。
「全100層を『レベル上げゾーン』に再設計する」
・1〜30層:初心者〜中級者向け量産型キメラ(安全にレベル上げ)
・31〜70層:高難度カスタムモンスター(パーティ連携必須)
・71〜99層:俺+リーファの合作ボス(毎日ランダム変更)
・100層:最終古竜級……俺の最高傑作
配置開始。
俺とリーファは連日合成地獄。
【ワイバーン+ゴーレム+魔石×50】→ ミスリルドラゴンゴーレム
【古代スライム+闇の結晶】→ シャドウキングスライム
失敗作も大量発生……でも全部配置に活用。
プースケは進化して「プースケ・エンペラー(Lv92)」に。
マスコットから守護獣へ。
攻略当日。
冒険者パーティが入場。
最初は順調。
「モンスターの質が高ぇ! 経験値うまい!」
「回復ポイントもある! 神かよ!」
俺はダンジョン外からリアルタイム監視(マイクラ式マップで)。
毎日モンスターを調整。
死にすぎたら弱く、ヌルすぎたら強く。
3週間後。
精鋭パーティがついに99層到達。
俺とリーファは100層で待機。
最終ボス:【全素材総動員+プースケの細胞】→
「アビス・クリエイター・ドラゴン(Lv120)」
俺の最高傑作。
鋼鉄の鱗、闇の息吹、無限再生能力。
戦闘開始。
冒険者たち、死闘。
「こいつヤバすぎだろ!?」
「でも……完璧なボスだ!」
プースケが援護(?)で乱入してギャグ化しかけるが、リーファが抑える。
最終的に、英雄パーティの総攻撃でボス撃破。
ダンジョン攻略成功!!
王都は大祝宴。
俺は壇上で表彰。
王様が勲章を授与。
「佐藤和真よ。そなたは王国を救った」
冒険者代表がマイク(魔法装置)で叫ぶ。
「今回の攻略は、モンスターを供給してくれた和真さんなしじゃ絶対無理だった!」
拍手喝采。
リーファが耳元で囁く。
「和真……あなた、この世界を変えたわね」
プースケが「ゴブスラァ!」と誇らしげ。
俺は静かに笑った。
モンスター不足は、もうない。
俺の軍団が、この世界の冒険を支えている。
これからも、納期を守って、請求書をしっかり出して。
俺は異世界のモンスター業界を、マイクラスキルで制する。
次回、第7話「新章突入! 大陸規模のモンスター不足危機」




