【第5話 ブラックギルドの陰謀! モンスター暴走事件】
王都進出から1週間。
俺の「佐藤モンスター工房株式会社(仮)」は、順風満帆だった。
パートナーのリーファ(エルフ美人合成士)と協力して、王都ダンジョンに中級200体+ボス10体を納品完了。
報酬金貨500枚で、工房を豪華に拡張。従業員(失敗キメラたち)も増員。
プースケは相変わらず肩乗りマスコットで、リーファのペット扱いされてる。
「和真、あなたの合成術って本当に効率的ね。私の魔法陣式じゃ1体に半日かかるのに……」
リーファが感心しながら、俺のクラフトテーブルを覗き込む。
「マイクラの力さ。次は全国展開狙うぜ」
そんな平和な朝に、事件は起きた。
工房の扉が乱暴に叩かれる。
「佐藤和真! 出てこい!」
開けると、黒いローブの男たち5人。胸に「影のギルド」バッジ。
ブラックギルド。王国公認じゃない、違法モンスター密売組織だ。
リーダー格の禿げオヤジがニヤリ。
「お前のモンスターが暴走したぞ。平原で冒険者10人重傷だ! 責任取れ!」
「は? 俺のモンスターは全部登録済みで、暴走防止の呪文かけてるぞ」
リーファが慌ててステータス確認。
「確かに……でも、現場の報告だと『鋼鉄ワイバーン改』が狂ってたって……」
俺は即座にインベントリから地図を出した。
「現場行ってみるか」
平原到着。惨状が広がってる。
冒険者たちが倒れ、地面に俺のモンスターの残骸。
でも、よく見ると……。
「これ、俺のじゃない。合成痕が違う。偽物だ」
リーダーオヤジが嘲笑う。
「証拠はねぇよ。お前が原因だってことにして、工房閉鎖+賠償金貨1000枚払え!」
ブラックギルドの陰謀。俺のキメラをコピーして暴走させて、市場独占を狙ってる。
「ふざけんな……」
リーファが震える手で杖を構える。
「和真、逃げて! こいつらヤバいわよ!」
でも、俺は笑った。
「いや、ちょうどいい。納期守れなかったお前らに、違約金請求する番だ」
戦闘開始。
ブラックギルドの男たちが召喚した闇モンスター(Lv50前後)をぶつけてくる。
俺は即、合成テーブル展開。
【プースケ+魔石+ドラゴンスケイル】→ 超強化プースケ(Lv60・失敗作進化型)!
「ゴブスラァァァ!!」
プースケが巨大化して、敵のモンスターを一掃。
リーファも魔法陣で援護射撃。
「私のターンよ! エルフの秘術・森の守護者召喚!」
木々が動き出し、ブラックギルドの男たちを拘束。
リーダーオヤジ、逃げようとするけど……。
俺の石の剣が首元に。
「自白書書いてもらおうか。偽造モンスターの件、王国に報告するよ」
オヤジ、観念してペラペラ喋る。
「影のギルドは外国から安いモンスターを密輸入してた……お前のせいで市場崩壊寸前だ!」
陰謀全容判明。ブラックギルドはモンスター不足を悪用してぼったくり販売。王国経済を食い物に。
俺たちはオヤジたちを王都ギルドに引き渡した。
シルフィア副マスターが感謝。
「ありがとう、和真さん。あなたのおかげで王国が救われたわ」
報酬として、特別金貨200枚+「王国認定モンスター供給士」の称号ゲット。
リーファが頰を赤らめて。
「和真、あなたって本当に頼りになるわね……」
プースケが嫉妬して「ゴブー!」と鳴く。
俺はこの事件で、学んだ。
異世界でもブラック企業はいる。でも、俺はもう負けない。
マイクラスキルと仲間で、全部解決する。
次回、第6話「最大ダンジョン攻略! 俺の軍団が世界を変える」




