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第七話 4エリア/最大攻撃と抵抗1

更新遅れて申し訳ありませぬ。><; 長くなりそうだったので、適当な所で切りました

 4-1、既に巨大(ホール)内部に戦士は入っている。


 シェルター回りなどは駆逐済みである。狭間から見える景色は図書館だ。


 ただの自然が全く現れない辺り、異形が襲いに行ってるのは人の居る場所のみであるという事が解る。入り口に溜まっている異形と、その前の道路に溢れた異形を、コンボで片付けながら漏れた敵をシェラドさんと戦士達が片付けてくれる。


 図書館に踏み入れると、本棚の間に遺骸。ヤツメウナギ型の異形が跋扈している。読書スペースや本棚の前に居た人々は漏れなく犠牲となったようで、其処には血と肉に塗れた地獄があった。


 バラバラに散らばっている異形を、散開した戦士とシェラドさんが瞬殺して回る。


 私は司書室前に集まっていた異形を一掃する。ドアを開けると部屋の端で固まって震えている職員と利用者が居た。多少なりとも生き残りが居た事に少し息を吐く。


 マトモに動けない人々を戦士達が担いでシェルターまで連れて行く。


 2Fの職員用の部屋がある所へ移動する。廊下に群れているラミア型とヤツメウナギ型を光刃で片付ける。部屋は4部屋。1部屋は内部に鮫型が湧いていた為、戸棚に隠れていた1名を除いて全滅を確認。


 残り3室は立て篭もっていた人々を助け出す事が出来た。シェルターへの移動は戦士達に任せ、私とシェルドさんは4-2へ移動する。



 4-2、こちらも戦士は中に入った後だ。うっすら見えるのは農家だ。村のようにある程度密集した住宅を中心に、米や野菜が実っている。


 残念ながら、農地の広さはさほどではない。切り取られてしまっている。


 戦士達はばらついたヤツメウナギ型やラミア型をメインに倒してくれていた。


 民家の入り口周辺に群れている異形に私は光刃を放つ。


 民家に踏み込んで行き、異形の居ない家はそのまま住民を保護。異形が内部で発生していた家は、殺されていた人も居たが、トイレ等に立て篭もった人を救助する事も出来た。


 3割の家内に異形が発生したにしては、犠牲数はそこまで多くはなかった。それでも死んだ方々は少ないとも言えない。鮫型に齧り割かれた遺骸に痛ましげな目になってしまう。


 暗雲の晴れた空を見て、私とシェラドさんは4-2を後にした。



 4-3、見える景色は商店街だ。漬物屋、ゲームセンター、喫茶店、煙草屋、雑貨屋などが見える。


 慌ててシャッターを下ろす人々が見えるが、その途中でラミア型に引き裂かれている者が居る。戦士は他の異形の相手をしていて救出が間に合わない。


 シャッターが間に合う店も勿論ある。商店街路に溢れているラミア型、ヤツメウナギ型、鮫型の混成の群れを端から削るように殲滅しており、保護された人が2名程見える。


 群れに向かって光刃を叩き込み、鏖殺した。


 シャッターが半閉じになっている店に向かい、内部に潜り込んだばかりのラミア型をシェラドさんが瞬殺する。


 内部へ入るとまだ襲われる前の家族が、シャッターを閉めに行った店主の遺骸に取り縋りそうになっている家族を必死で宥める。まだ安全ではない事を言い含め、シェルターへ連れて行って貰う。


 シャッターが閉まっていない店を先にまわる。内部に既に発生しているケースが多く、戦士やシェラドさん達が駆逐して回ってくれる。


 私はその家に入り、隠れている住人を探し出して保護する。遺骸がない家はほぼないと言って良い。全員が悲痛な顔をして縋ろうとするところを、黙祷だけでなんとか済ませてもらい、どんどんシェルターに送り込む。


 ここで連れ歩くと、いつ遺骸の所へと戻ってしまうか解らないからだ。


 シャッターの閉じられた家へとターゲットを移す。内部発生しなかった家はそのまま全員保護、内部で発生した家は、異形を倒して隠れている人を探す。


 高齢の方が多い店は残念ながらほぼ生き残りが居なかった。


 暗雲が晴れ、血の海になった小さな煙草屋で、私は1カートンの煙草をシェラドさんに渡してみる。あちらの世界で葉巻に似たものを吸っている所を見かけたことがあるからだ。


 銘柄なんて解らなかったけど、シェラドさんは黙って受け取ってくれた。



 4-4、此処は突入前にギリギリ間に合った。巨大(ホール)の向こうに見えるのは空港だ。


 格納庫・滑走路も入っている代わりに、免税店やお土産屋などが切り取られてなくなっている。


 隠れ場所が探せないまま、人々が逃げ惑っている。


 空港内部、ヤツメウナギ型、ラミア型、鮫型の群れの後方から群れを光刃で一掃。


 人に近い前方の方は戦士とシェラドさんが片付けていく。それでもバラバラに逃げてパニックになっている事もあり、全ての異形を片付ける前に相当数の人々が犠牲となった。


 併設のカフェは従業員用の部屋に立て篭もっていた為、犠牲はなかったようだ。


 出発前で待機している飛行機の周りに凄い数の異形がぞろぞろと集まり始めている。私は空港のガラス窓を光刃で破壊し、何度も光刃を打ち込んで一掃する。


 すると、わあっと飛行機の内部から人が逃げ惑い始めた。内部にも異形が発生しているようだ。私は割れた窓から素早くロープを垂らし、シェラドさんがロープ降下、飛行機まで駆け寄る。


 人の流れに逆らい、シェラドさんがスルリと入り込み、手辺り次第に食い荒らしているヤツメウナギ型を始末してまわる。


 飛行機の前部に居た人々は残念ながら助けられなかった。既に血の海に沈んだ食い残しが遺骸として散らばっている。


 もう一機隣に並んでいたが、そちらはまだ搭乗までに時間があるようで人の影はなかった。一応内部を確認するが、無人の機内には異形は居なかった。


 次いで格納庫へ向かう。整備スタッフの遺骸が目に入る。


 内部に散っているヤツメウナギ型とラミア型を、散開した戦士とシェラドが殲滅しに向かう。


 私は群れの塊を1つ見つけ、光刃で殲滅する。


 作業用器具の仕舞われた部屋のドアが見える。ドアを開けると、逃げ込んだ人々が無事に発見できた。それなりの犠牲者は出たが、かなりの人数をシェルターに送り込む事となった。


 ショックを受けてる間は良い、けれどその後は…。巨大(ホール)からの人数は相当多い。必ず何か揉め事になるだろう。


 私は暗雲の晴れた空を少し憂鬱な気持ちで見上げた。



 4-5、戦士達は巨大(ホール)に突入済みだ。(ホール)の中は色んな企業の入ったビジネスビルだ。


 2棟あるそのビルを見ると少し気が遠くなりそうだ。それと大きな道路、飲食店の店先が1つ切り取られている。


 それぞれのビル前にはヤツメウナギ型、ラミア型、鮫型、それぞれの混成の群れが集っている。


 突入した戦士は端から群を切り取っているが、2名の死者が見える。ラミアの豪腕で半分に千切れた死体や鮫に右半身を食われた遺骸があった。


 群れの後方に向かって光刃を放ち、敵を大幅に削る。他のビルに集っている敵は光刃で一掃。


 シェラドさん達の活躍で、前方に残った敵はなんとか犠牲者を増やす事無く無事に殲滅し終えた。ビル前や街路に溢れた異形はこれで一掃した。


 念の為ビルの裏手に回りこむと、裏口の辺りにまだ敵が(ひしめ)いている。光刃を連打し、それぞれの群れを一掃、漏れた敵は戦士とシェラドさんが片付けてくれる。


 一番大きなビルから突入する。廊下をうろつくヤツメウナギ型に戦士が散開して狩っていく。


 廊下には生き残りの人は居なかった。全てが残骸と化している。


 廊下の突き当たり、非常階段を開けると何名かがガタガタ震えながら身を寄せ合っていた。


 動けなくなっている為、戦士に担いでもらい、シェルターまで送ってもらう。


 1名、片腕が半分失われていた為、血止めに布をきつく巻いた。神官さんがなんとかしてくれるだろう。


 1Fは受付と喫煙所、喫茶店とトイレ、ビル管理人室くらいしかない。


 管理人室は狭く、無事に管理人は助け出せた。


 喫茶店は客の半数が食われてしまっている。


 人々に迫るヤツメウナギ型とラミア型に、戦士達が散開して止めを刺していく。


 キッチン側は入り口が狭く入り込めなかったようだ。従業員は助け出せた。


 客には怪我人も居るがおよそ半数は命の別状がない。怪我人を戦士に託し、他の人間にはに、戦士1名と共に自分の足で歩いてシェルターへ向かってもらう。


 喫煙所に向かうとそこそこの広さがあった所為かドア内にヤツメウナギ型が1匹、生き残りはなし。

全て食い散らかされている。


 異形にシェラドさんが止めを刺して、トイレを覗く。入り口に居たラミア型を戦士が倒し、個室に篭っている人々を助け出す。この人達も戦士1名と共に自力でシェルターへ歩いて貰う。


 エレベータは止まっている。このまま非常階段で昇っていくしかない。


 非常階段を上っていくと2Fで悲鳴が聞こえる。一気に駆け上ったシェラドさんが隠れていた人々を襲っていた1匹のラミア型を仕留める。犠牲者は1人出てしまっていたが、それ以外の人々は軽傷で済んでいる。


 そのまま軽傷の人々を戦士に担いで貰い、シェルターへ向かってもらう。


 2Fに非常扉から侵入し、廊下に群れている異形を光刃で殲滅する。2名ほど、食い荒らされた遺骸が見える。


 この階から数階は同一企業のようだ。部屋も1室だ。パーテーションで区切られた空間に休憩スペースがある。菓子や飲み物の自販機、水とお茶のサーバなどもあった。


 その空間に2匹のヤツメウナギ型に追い詰められた人々をシェラドさんが救う。


 休憩所の被害は軽微で、全員がほぼ傷を負っては居たが、死人が居ない。パイプ椅子で応戦した男性陣が頑張ったようだ。


 ワークスペースのデスクに上半身のない遺体が点在している。


 逆側の端にはまだ異形が溜まっている。サーバー室に立て篭もってる人が居るようだ。


 光刃で一掃、扉を開ける。…残念ながら、サーバー室に1匹のラミア型が居り、ほぼ全ての人が食い荒らされていた。悲痛な顔でシェラドさんは異形を倒す。


 1人の軽傷、1人の重症の2名を除いて全滅だ。その二人はもう口がきけないほど消耗していた為、戦士に担いで貰い、休憩スペースの人々と共にシェルターへ行って貰う。神官はまだそこまで消耗していない筈だ。


 2F非常口で救助者を担いだ戦士と別れ、戻って合流してきた戦士と共に3Fまで階段を駆ける。3F扉前で座り込んでいる人々を見つける。


 戻ってきた戦士にこの場を一度任せて3F内部に突入する。


 2Fとほぼ同じ作りとなっており、ワークスペースには遺体は1つしかなかった。


 こちらはサーバ室がない分、扉で区切られた広い休憩室があるようだ。ランチスペースと言い換えても良いかも知れない。


 その扉の前に5匹のヤツメウナギ型・ラミア型の異形が集まっている。光刃で一掃し、ランチスペースへ踏み込む。


 2匹のヤツメウナギ型の後ろ姿がすぐ目の前にあり、慌てて光刃で片付ける。


 食事中だった2匹はこちらに反応する前に殲滅できた。


 約50名ほど居たらしい従業員は三分の二程に減っている。今ならまだ全滅の危機ではない。


 散開した戦士達とシェラドさんが人に近い異形を片付け、少し離れた場所に居た鮫型3匹を光刃で始末する。


 三十数名の保護が終了する。怪我人も多く、足を食われて動けない者も居る。傷の深いものには血止めを施し、戦士達に担いで連れて行って貰う。


 傷の無い者は非常扉前の人員と合流させ、1人の戦士に警護をお願いする。戦士が戻ってくる度に動けない人は少しづつ運んでもらうようお願いし、怪我も無く動ける人間は戦士1名と共に自力でシェルターへ向かって貰うようお願いする。


 私と少数の戦士、シェラドさんが4Fへ昇る。4F非常階段入り口には30名ほどの人間が詰めかけていた。


 異形は見当たらない。戦士1人に動ける人間には自分の足でシェルターへ連れて行って貰うようお願いする。シェラドさんと少数の戦士と共に4Fへ侵入する。


 廊下をうろついている異形の群れは、光刃で一掃。2名の被害者の遺体が見える。


 このフロアは殆どが開けたワークスペース、小さい休憩所がパーテーションで区切られているだけ。当然の様にワークスペースに異形が跋扈している。


 逃げ惑う人々を捕食しようとする3種の異形を、散開した戦士とシェラドさんが殲滅するが、まだ端の方で逃げている人達が腕を食い千切られたりしている。


 人に当てないよう、細心の注意を込めて光刃を叩き込む。なんとか怪我人を数人確保する。


 逆側の端までワークスペース内の異形を駆逐し、3名ほどの生き残りを救出するが、内1名が酷い重症を負っている。


 噛み裂かれた脇腹を布と紐できつく縛って血止め。急いで戦士に担いで貰って神官の下に運んで貰う。


 最後に休憩スペースを覗くが、元々1名しか居ないところに、パーテーションを引き倒してラミア型が乱入しており、上半身が無かった。


 ラミア型を倒してフロアを制圧する。怪我人は戻ってきた戦士達に担いで貰ってシェルターに、動ける人は自分の足で、体が固まって動けない人は、戦士1名に預けて非常階段で待機して貰う。


 戻ってきた戦士達がまた怪我人を運んで出て行くため、5Fも戦士数は少数のまま、シェラドさんと5Fへと移動する。


 5F非常階段内にはヤツメウナギ型が1匹、人々を襲っている。


 シェラドさんが退治し、生き残りを確認すると、5名程が食われ、10人ほどが残ったようだ。制服が違うことから、別の会社が2社程入ったフロアだと理解する。


 顔面蒼白で震えている人々は動けないようだった為、戦士に3Fまで運んでもらい、そちらで纏めて戦士1人に警護して頂く。


 戦士が5Fに戻り次第、5Fへ突入した。


 狭い廊下に群れた異形を光刃で殲滅する。1名、殆ど原型を留めていないが被害者が居たようだ。いや、この数の異形に襲われたのだから、2~3人居たのかも知れない。


 手前にあるドアの企業オフィスから突入する。オフィスフロアと休憩室、上司の部屋と細かく区切られている。それぞれ狭いが、休憩室には人が詰めかけ、異形は居なかった。


 オフィスフロアには4匹の異形が暴れ、絶叫が響く。戦士とシェラドさんが殲滅し、半数ほど残った人々と休憩室に逃げた人々を保護する。


 肩から先がない人や足を食われた人々を、止血し、戦士が担いで神官の所まで駆ける。


 最後の上司室。扉を開くとヤツメウナギ型の姿が一つ。即時に止めを刺したが、その向こうの椅子に見える上司の姿には、上半身がなかった。


 もう一方の企業ドアを開けると、ワークスペースとサーバー室がほぼ同じで、休憩室が小さい会社だった。


 ワークスペースに3匹の異形が暴れ、5人の遺体が食い荒らされている。生き残りは居ない。


 異形に止めを刺し、狭い休憩室に逃げ込んだ人々が無事で異形が其処に居ない事を確認する。


 そのままサーバー室へ行く。サーバ室もサーバ機がみっちり並んでおり、異形は発生していなかった。逃げ込んだ2人の保護をする。


 休憩室の人々も含め、非常階段の中に入ってもらう。自力で歩ける者には戦士1名を付けてシェルターへ向かってもらう。サーバ室の2名のみ動けなかった為、担いで3Fまで運んで貰う。


 戦士が戻り次第、6Fまで駆け上がる。6Fには会議室が2つがあった。


 現在利用されていないようで人気は感じない。


疎らに散った異形が少数、その場でふらふらと立ち尽くしている。


 フロアを回って全ての異形を駆逐した。


 非常階段に戻り、最後の屋上に踏み込む。鮫型が1匹、人影はなし。シェラドさんが鮫を屠る。このビルはクリアだ。


 横に立つビルを見ながら、疲れた体に気合を入れなおした。


次の4エリア後半で、今回の大規模孔の回は終息します。

読んで下さってありがとうございます!少しでも楽しく読んで頂けたならとても嬉しく思います(*´∇`*)もし良ければ、★をぽちっと押して下さると励みになります!

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