第六話 最大攻撃と抵抗3
短いけれど、キリの良いトコで切りました
まずは3-2。
シェラドさんは、既に現地戦士組みが突入済みという事で、悩んだ末に追い掛けたそうだ。守備組の戦士をお1人お借りして、担いで走ってもらう。
狭間から見える景色は警察署と消防署の建物だ。置いてある武装を考えると、自衛は出来そうにないが、ムリをしてしまわないかが心配である。けれど、是非こちらで戦士としての訓練を受けて欲しい人々だ。
裂け目内部に入ると、道路は綺麗になっている代わりに戦士の遺骸が2人転がっている。それでも突入したらしい警察署の隣、消防署の前に蟠っている群れに光刃を叩き込んで一掃する。
警察署と消防署の裏手にある緑の庭の方からも唸り声がする。そちらにも足を向けると、群れがこちらに向けて襲い掛かってくる。戦士の方に上に投げてもらい、全ての異形を殲滅。
どちらに向かおうか悩んだが、一先ず合流を目指して警察署へ向かう。エントランスに入ると、戦士や職員の遺骸はなかった。ホッとする。
取調室などを確認すると、異形が3匹暴れ、部屋をこじ開けようとしているのが見える。ラミア型のそれに光刃を叩き込み、駆逐する。中に居た5名の職員さんを保護する。それぞれの部屋を見て回ると、遺骸を貪るヤツメウナギ型の異形が見える。ドアを開け、光刃を叩き込む。部屋内には2名の遺骸が発見された。
他には異形が居ないことを確認し、取調べ室で立て篭もっている人々を助け出す。一旦救助に来た部隊と合流するまでは付いて来て貰うようにお願いし、署の中を案内して貰う。
2Fへ上がると、会議室前でシェラドさん達と合流できた。シェラドさん達が連れていた職員もかなり数が膨れていたので、前の道路などの敵は一掃した事を話して、戦士を数人割いて私の連れてきた職員も一緒にシェルターまで送ってもらう。ただ、1人だけ残って頂いた。
署内を漏らさず確認する為、案内をして貰うからだ。
大変申し訳ないが、地下で囚われている犯罪者に限っては助け出す心算がない。狭いシェルター内に犯罪者を入れることは出来ない。
ただ、監視員も居ることだし、暗雲も晴れない。異形を倒しに行かねばならないだろう。会議室内はシールドで必死で抵抗する職員とヤツメウナギ型が3匹居た。戦士とシェラドさんが瞬殺する。緊張の切れた職員は、へなへなとその場に座り込む。
銃弾も通じなくてさぞ怖い思いをしただろう。けれど10人も居て、死人が出ていない事が、その戦闘技術の高さを伺わせる。ただ、今は付いてくることも難しそうだった為、戦士の方々に担いで頂いて、シェルターまで送って頂く。
こちらは案内人と戦士3人、シェラドさんと私の6人で更に進む。
3Fが最上階だ。廊下から部屋内に侵入しようと群れている異形を、コンボで沈める。それぞれの部屋内へ入ると、1部屋目は異形がおらず、3名を保護。2部屋目は鮫型に襲われ、5名が惨殺されていた。
シェラドが鮫型を瞬殺する。最後の広めの1部屋、1名が生き残っており、被害者はなし。塵に還るヤツメウナギ型の姿があった。
署長であるという職員は、装飾として飾られていた切れ味のほぼ無いサーベルで核を破壊したようだった。要救助者の中に混ざって貰い、きちんと切れる剣を一本彼に渡す。
「すばらしいうでですね」
「鍛錬は欠かしておりませんので」
次は屋上だ。屋上には人は居らず、ヤツメウナギ型が15匹ほど群れている。光刃で一掃して警察署の地下へ向かう。
光を呼んで灯りを確保、管理人の姿は認められなかった。逃げ出したのか丸呑みされたのか、判別が付かない。地下牢は檻に守られていた為、犯罪者達は檻の中に出没した2名のみが殺されていた。
檻の隙間から光刃を放って異形を倒す。他に職員の見当たらない牢を後にし、保護した人々をシェルターへ連れて行って貰う。そこで戻ってきた戦士達と合流。消防署へ向かう。水さえ使えれば放水で身を守れたかも知れないが、今は水が使えない。
消防車の周りをうろついていたヤツメウナギ型を始末する。運転席に乗ってシートの下に屈みこんでいた4名を確保。案内して貰いながら署内を回る。待機室で群れているラミア型とヤツメウナギ型を見つけ、光刃で始末する。
食事途中だったようで、血塗れの弁当の上に、上半身のない死体が凭れかかっている。着替えをする部屋にも1匹、シェラドさんが片付ける。
ロッカーに隠れた4人を確保。ここで1人を案内に残して、他の署員をシェルターへ送って貰う。他の部屋に移る前に先ず廊下に溜まっていた異形を一掃する。部屋に立て篭もった署員は2通りに分かれた。
内部に異形が発生したかどうかだ。していない部屋では全員保護出来たが、した部屋は全滅に近いか全滅だ。重傷者を背負って戦士が走る。
屋上まで出ると、うろうろしている鮫型、ラミア型が群れていた。コンボで9割がた沈め、討ち漏らしを戦士とシェラドさんが止めを刺す。
そこで暗雲が晴れる。消防署員、警察署員共に良い戦士として力になって貰えると思いながらシェルターへ戻る。
4エリアに向かう前に少しシェラドさんと休息を取る。暖かいご飯をゆっくりと胃に収め、スープを飲む。少し食休みを取ってから4エリアに向かう。
4エリアを解放し終えたら、保護して莫大な人数に増えた人たちの処遇のターンですね。戦闘もあと1エリアです
読んで下さってありがとうございます!少しでも楽しく読んで頂けたならとても嬉しく思います(*´∇`*)もし良ければ、★をぽちっと押して下さると励みになります!




