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夜空の波紋

作者: 檸檬

六甲山から撮ったという写真の夕日をみた


吸い込まれそうなほどの夕日だった


誰かとみている気持ちだったよ


けれどひとりでみつめてそうおもった


きっとだれもがひとり


わたしもひとり


みんなひとりなんだという歌を


歌わなくちゃならないね


そうすれば


誰も惑わすこともなく


孤独の淵に落ちて


誰か抱きしめてほしいとぽとりと落ち


澄んだ夜に包まれる


そんな孤独に沁み入るそんな歌


誰もがひとり


みんなひとりのひとりひとり


ぽつり、ぽとりと落ちる雫よ


深い池の中を覗き込む自分の顔には


波紋が輪を描く


夜空の星にも 波紋があるのか


あの星は誰の涙か


あの月にだけ誰かがいるのか


夜の底から何が浮ぶか


六甲山の夕日は空と街を溶かしていくようだった


全て夜が包む前に


ひとつひとつの星が輝く前に










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― 新着の感想 ―
[良い点] みんなひとりのひとりひとり、という言葉が心に残りました。雫が池の水面に、星が夜空に、ぽつりと。そこから広がる波紋を感じました。 空と街を溶かしていくような、六甲山の夕日は、そこから夜と星…
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