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73 元日・令和6年能登半島地震

 

 明けましておめでとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。


 ……と、平和的なご挨拶をしようと思っていましたら、なんと令和6年元日の16時すぎ、能登で大地震が発生してしまいました。

 こちらは関西ですが、それでもかなり長い揺れを感じて怖かったです。

 みなさまお住まいの場所はいかがだったでしょうか。

 うちではムスメだけが実家の母の家へ出向いたばかりの時間で、私はダンナとのんびりと録画したアニメ映画を視聴していたところでした。こちらでも、テーブル上の飲み物が長い間ゆらゆらと揺れ、相当怖かったです。まあ、私自身、阪神・淡路大震災を経験しているからということもあるのですが。


 ともかくも、そこからはテレビ番組がすべて地震関連一色に。

 ちょっとやそっとのことでは通常の番組を変更しないテレビ東京(こちらではテレビ大阪ですが)までが地震速報になったことで、みなさんが「これはガチ」と言い始めたのはちょっとおかしかったですが……(苦笑)。


 いまこれを書いている時点で震災当日の夜ですが、まだ家屋の倒壊などで閉じ込められたりしている被災者を救出したり、火災の鎮火や津波からの避難を優先するフェーズです。

 まことに、とんでもないお正月になってしまいましたね。おひとりでも多くの方のご無事を祈っております。


 今回は、こういう災害時、いかにSNSが有用な連絡手段になり得るかを実感することになりました。

 緊急時、閉じ込められて出られなくなって消防に連絡をしようにも、「回線がパンクしてつながらない!」ということは多々起こることです。今回も、連絡しようとしてつながらず、やむを得ずSNSに「助けてください」と、ご住所やお名前入りでコメントする人が何人もおられました。

 本来、そういう超重要な個人情報はSNSで拡散するべきではないのですが、もう背に腹はかえられない状況にまで追い込まれてのことですものね。

 そして実際、心配した人たちが消防へ連絡を入れてくださることにより、その後「救助されました」というコメントを流されているのを何件も拝見しました。

 しかしいま現在、まだ閉じ込められた状態のままSOS発信を続けている人もいます。一刻も早い救出を望みます。


 さてさて。

 これに関連して、避難所に行ってから気を付けるといいことをコメントしているかたがあったので、私もこちらへ書いておこうと思いました。

 それは、こういう場合に爆誕する「火事場泥棒」ならぬ「火事場性犯罪者」のことです。


 東日本のときにもあったと聞いていますが、阪神・淡路大震災のときにも同様の事件がありました。つまり、避難所に避難している女性たちが、男性に襲われるという事件が。

 もちろんいろいろなシチュエーションがあり、多いのは非常時で目が届かないのをいいことに、人目につかない場所にいる女性(とも限らないでしょうが)が襲われるパターン。そのほか、たとえば「足りない物資を融通してやる代わりに体を……」みたいな脅迫まがいのやりかたをする加害者もいたと聞いています。

 なんにしろ、特に若い女性は気を付けてほしいと思います。


 まず、なるべく単独行動はしないこと。トイレに行くとか水をもらいにいくとか、少し落ち着いてから家の中を片付けに戻るとかいう場合でも、なるべく信用できる同性の人と一緒に行動して、ひとりにならないことは非常に重要です。

 残念なことですが、こういう火事場のどさくさに紛れて犯罪をおかす人間というのは結構な割合で存在する。

 戦争中にレイプが多発するのと似たようなことで、犯罪者にとってよくない意味での開放的な気持ちになるのかもしれませんがね。まことにひどい話です。

 別に若い人に限ったことでもなく、子どもさんや男性、妙齢の女性だとしても、十分に気を付けて行動していただきたいなと思います。


 ともかくも、被害が最小限にすむこと、被災されたかたが一刻も早くもとの日常に戻れるよう心から望んでやみません。


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