36 すすきの事件に関するSNSについて
こんにちは。
今回は前回にひきつづき、すすきので起こった殺人事件について。
それも特に、SNSでどんな状況だったかのご報告です。
今回私は、前回の内容をぎゅっと140字に縮めたみたいなコメントをふたつほど、もと青い鳥さんのSNSに流しておったわけですが。
これが私の8年ちょっとのSNS史上、最高の「いいね」と「リツイート」をされてしまいました……。別にそんなこと、まったく予想も期待もしてなかったのですけれどもね。
こちら「小説家になろう」の感想欄でも同じことが言えますが、SNSでもそうやって多くの人の目に触れるようになるにしたがって、妙な反応をしてくる人がでてきました。まあ、いわゆる「クソリプ」なんて言われるものですね。
多くの人の目に触れると、どうしてもこういうことが起こりがち。だからイヤなんですが、まあなってしまったもんはしょうがない。なるべく心穏やかに、落ち着いて対処しようと心に決めておりました。
SNSのほうでも、私は容疑者の祖父による証言については全部信用に足るとは思っておらず、「もし本当だったとしたら」と注釈を入れたうえで「ご家族にはやっぱり同情してしまう」と述べたのでした。
ああ、あと、容疑者である娘さんがレイプされたあと、自分たちだけで解決しようとしたわけですが、「それをせずに警察に届けるなど、表沙汰にすべきだった」というご意見がちらほら見えたので、それへの意見も流しました。
実情をなにも知らない他人にはなんだって言える。その場にあって、その家族と同じ状況になった人でなければ、彼らの選択を「ああすべきでなかった、こうすべきでなかった」云々言えるわけがない。だからそういう正論をかざすのはどうかと思う、と。
しかしまあ、あれですね。
エッセイとは違って、SNSは字数に制限があり、とても短いにもかかわらず、あんまりちゃんと読まず、ろくに理解もせずに脊髄反射的に嘲りやら、小ばかにしたりやらいう返事を送ってくる輩というのがいるんですよねえ。
まあ、一分一秒とどんどん流れていくSNSですから、それも仕方のない部分もありますが。
そして一応は「匿名」だと思ってちょっと気が大きくなっているのでしょう。実際は違いますけどもね。条件さえ整えば開示請求だってできるんですし。相手に対してむやみに無礼な態度や言葉遣いになるのは、そういうことがわかっていないからこそできること。
まあこれは、さっきも言いましたがこの「なろう」の感想欄でも同じことです。
なんだかんだ、相手を貶めてマウントをとっているつもりで、実は全世界に向けて自分がいかに愚かで経験不足で思慮が足りないかを放言しているのに等しい。
クソリプやら暴言の感想などを送る人というのは、多かれ少なかれこうした人にすぎません。別に恐れるに足らない。それこそ、実生活で人からあまり大切にされていないことを恨みに思って、まったく無関係な相手を見つけて攻撃することで溜飲を下げたがっているだけのこと。気にする必要はないし、まじめに相手にする必要もない。
けれども、もし相手からまともに取り合ってほしい、真摯に相手をしてほしいと望んでいるなら、まずは自分が礼儀をもって真摯に言葉を発する必要がある……なんていうのは、基本的にどこの世界にいっても同じじゃないんでしょうかね。
ネット上だけがそうでない、なんて思ったら大間違いだと思うんですが。
なんだかとりとめのないことになってきたので、今日はこのあたりで。
ではでは!




