34 男尊女卑と少子化
こんにちは~。
このエッセイ、タイトルからして「つれづればなし」なもんで、大体がつづれが日々つらつらと思ったことを思ったように書くものということで……今回もまた、つらつらまいります~。
今日は、先日尾道市で配布されたという、妊婦さんむけのお手紙「先輩パパからあなたへ」が物議をかもしたことから。
内容をちらっと見るに、いいことももちろん書いてあるわけですが、どこかがやっぱり前時代的というのか、相変わらず亭主関白、男尊女卑な感覚がにじみでるような表現が多かった。それが妊婦さんたちからの声で問題になり、市長が謝罪したというもの。
この件についてはご自身でお調べいただければと思いますが、これで思い出したことがありましてね。
実はわたくし、この尾道市に親戚がおります。今では年賀状のやりとり以外ほとんど交流らしい交流もないのですが、昔、未成年のころまではなにかと行き来がありました。特に夏休みなど、法事やお盆関連の集まりで。
そういう集まりがあると、地方ではよくあるような恐ろしいほどの「男尊女卑」状態が展開されておりました。ま、昭和の話やって言われればそれまでやねんけども、今だにそういう土地もあるやに聞いておりますんでお許しを。
要は、宴会場となっている広い部屋に集まって飲んだり食べたり会話を楽しんでいるのはほぼ男性陣のみ。女性陣はお勝手、つまり台所でつぎつぎに料理を作ってはそれを運んだりなんだりで大忙し。
私も当時は小学生ぐらいだったかと思いますが、すぐに「●ちゃん」と台所へ呼ばれて当然のように料理運びを手伝わされたものです。それも、ある程度育ってからも、弟たちは決して呼ばれないというのに。
子ども心にも「なんか変だな? どうしてこんなことが普通になってるんだろう」と不快に思いつつも疑問だったものです。
あんまり不愉快だったので、お勝手からおばちゃんなどから「●ちゃん」と呼ばれるのを二、三回聞こえないふりしたことがあるんですが、「あの子はちょっと耳が遠いんかね」なんて聞こえよがしに嫌味まで言われたの、いまでも覚えてますなあ。
ほんま、意地の悪いおばちゃん連中ってどこにでもおる。
昔はまあ、男性が外で働いて生活費の全部を賄い、家の仕事は女性が、というのが当たり前だったのでしょうが、今じゃそうではない。すでに亡くなった某もと首相が「女性が輝く社会を」とのスローガンで「女も外でバリバリ働けや!」とやったわけですが、そういわれんでももう女性たちは働いている。なんなら、夫よりも稼ぎの多い人もいる。
そんな中で、前述の昭和な関係でいつまでもやっていけるはずもない。
無理にもやろうとすれば、女性に愛想をつかされて、地方から出ていかれてしまう。
いや、これはすでにとっくに現実になってますよね。
そういう理不尽な男尊女卑の扱いを受けるのを嫌がった若い女性たちが、どんどん都会へ出ていって自分で働き、そこで結婚などしてしまって、地方へ戻ってこなくなった。
そうなると、地方では結婚相手を見つけられなくて困る男性が増える。結婚したい男性は、やっぱり都会へ出て行って戻らなくなる。
女性が仕事をがんばろうと思うと、どうしても今の日本では妊娠・出産が枷になる。そのため余計に少子化に拍車がかかっているわけですが、地方から女性が逃げていくこともまた、少子化に一役買ってるんやないかな~と思っております。
いま、ちょうど若手の人手不足が問題になりつつありますが、最近、2040年には必要な仕事に対して1100万人もの人材不足が出るという予想がでました。これまた少子化と、地方の過疎化の影響です。
特にインフラを管轄する人材が確保できないというのは、現代人が普通に生活していくうえで大問題です。いやね、大昔の生活に戻って川から水をくみ、電気もない生活をするってんならできるかもしれませんけども。まあ無理よね。高齢化も進んでることだし、そんな体力残ってないでしょう。
だったら、これまでのやり方だとか、考え方を変えるしかない。
「女は男よりも下だ、だから男の世話をして当然だ」っていうガンコな頭の人が生息している限り、地方は滅ぶ未来から逃れられないのではないか。
でも、人が自分の長年の習慣とか考え方を変えることほど大変なこともない。これもまた事実。
特にお歳を召したかたには非常に難しいことなんですよねえ……。
これはどこの地域でも頭の痛い問題なんだろうなと思います。が、私も個人的にあの尾道の親戚の家には二度と行きたくないと思っているので、都会へ出た女性たちに「ガマンして地方に戻ってあげて」とは絶対に言えないし、言いたくない。そんなん無理ですやん。
ああいう酔った場での親戚連中のおっさんは、女子を見下して物笑いの種にしてバカにもするし、セクハラの対象にさえする。酔ったことを言い訳にして、なんなら痴漢まがいのこともする。ええ、私も当然、経験済みです。
そんなところに、好きこのんで帰る女子がおるもんか~い!
最後はなにが言いたいんかわかんなくなった(笑)。
まあ、地方はこのままでは衰退する、は間違いないんではないかなと。
女性をあがめ奉るのもまた違うかもしれませんが、あんまり無碍に扱ってると全体が滅ぶよ……? と、それは言っておきたいかなと思いました。
今回はここまで~。
ではでは!




