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117 映画「教皇選挙」

 

 はいこんにちは。

 こちら、またもやおひさしぶりとなりました。


 今回ご紹介したいのはこちらの映画。

 実は今日、観に行ってきたばかり!


 〇「教皇選挙」(原題:Conclave)

 2024年 アメリカ・イギリス合作 120分 G 

 原作:ロバート・ハリス

 監督:エドワード・ベルガー

 脚本:ピーター・ストローハン

 出演:レイフ・ファインズ / スタンリー・トゥッチ / ジョン・リスゴー / カルロス・ディエス / ルシアン・ムサマティ / ブライアン・F・オバーン / メラーブ・ニニッゼ / セルジオ・カステリット / イザベラ・ロッセリーニ ほか


 最初は観に行く予定でなかった映画なのですが、日本公開が始まってしばらくしてから、このところジワジワとSNSで「よかった」とか「お客さんいっぱいだった」とかいう評判を見るようになり、「これは観ておいた方がいいかも!」ということで、仕事帰りに行って参りました~。


 4月1日はエイプリルフールなわけですが、毎月1日は映画の日。ちょっとお安く映画が観られる日でもあり。平日とはいえお客さんが多いのは、そういう理由もありそうですが、それにしたって多かったと思うのですよ。そして、年配のかたがとても多い!


 こちらの映画、97回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞したもの。

 俳優さんを見ると、もう錚々たる面々ですね。

 主演はあの「シンドラーのリスト」のレイフ・ファインズ。スタンリー・トゥッチは「プラダを着た悪魔」のかた。他の方々も、なにかどこかしらでは見たことのある名優がいっぱい。


 ということで、ストーリーを少しだけご紹介しましょう。

 舞台はバチカン市国。その元首であるローマ教皇が亡くなったことから、次の教皇を選ぶための教皇選挙コンクラーベが行われることに。

 世界中から100名を超える枢機卿たちがバチカンに集結し、システィーナ礼拝堂の奥まった部屋を閉ざして、その中で秘密の投票がスタートする。

 しかし票は割れに割れ、なかなか選び出すことができません。必要な票数に達するまで、日数をかけて何度も投票が行われる中、枢機卿たちの間では水面下での激しい権謀術数や、普段は表面化していない差別、過去のスキャンダルなどが暴かれていき……。

 そんな中、選挙を取り仕切ることになった枢機卿ローレンスは、バチカンをゆるがすとある秘密を知ることに。


 ごく一部のシーンを除き、基本的にとても静かで画面も暗めな雰囲気で流れていくのですが、それでも息詰まる丁々発止に、目が離せなくなります。

 天使を描いた映しい壁画やシスティーナ礼拝堂内の重厚な雰囲気も目に楽しいです。非常によくできた、大人のミステリーでした。結末には、私自身も「これは観客自身が試されている……?」と感じてしまいました。

 人によってさまざまな感想を抱く重層的な内容のある映画だったと思います。


 まだまだ上映しておりますので、よろしかったらどうぞ~!

 ではでは!


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