使命と運命
自分のパソコンにチップを入れ 父の時と同じように打ち込む・・・
C・O・S・M・O・・・・Enter そして僕の手・・・
来た・・・。
≪ようこそ。気分はどうだね。
優秀な君のことだ 我々のリーダーになるべく すべてを受け入れ
もう前を向いていると信じている。
さっき 君の手を通し 君が今までに体験してきたこと
つまり母親の体内記憶から 「僕が守る」と誓ったそのことまで
データーとして送られた。先に目覚めていた 妹からの記憶転送もだ。
今は 君の意志は考慮されない。
しかし最近 我々が 君や 君の父親・・・ここではそう言うらしいが・・・
それら情報源として送り込んだ肉体と ミュースとしての意識レベルが
なんらかの 摩擦を起こしつつあるようだ。
よって 君の「感情」もデーターにすることとなった。
もちろん 君だけではない 君の周りの人間の「感情」もだが。
なぜ 我々がこの地球という星を選び 何をするか・・・・
まぁ 君の意識が完全にミュースの指揮官として目覚めるのを待とう。
さて これからの君の使命だが
我々と自由にコンタクトできる場所があるだろう。
そこに行くべく 修練することだ。
それまで 我々からのコンタクトを拒否するのは 君の自由だが
近い将来 君が我々のリーダーとして
あらゆる決定権をもつことは 運命として受け入れなければならない。
よく考えたまえ。
君が「守る」と言ったのだよ・・・・。≫
そうだよ。
僕が・・・僕が守ってみせるさ!!
データーがなんだ! 危機がなんだ!!
NASAだろうが 宇宙だろうが 行ってやろうじゃねぇの!
僕が・・・
僕がそこへいくまで 待ってろ!!
これから太はどうするのか? 運命はどうなるのか?
セカンドステージを 書こうか・・・