裕人、12才 小学六年生
峰山祥子 それが、おねーさんの名前だった
3年間、おねーさんと毎日学校にいけた
中学校っていい所だった
今年はまた受験生だから大変らしい
大学にいくから、もういっしょにいけないね
って言われて寂しくなったけど
おねーさんも一緒みたいだから、
黙ってだきついた
おかーさんみたいに、おっぱいがでてきて
気持ちいい顔をすりつけると、おねーさんはまっかになる
オレよりこどもっぽい所がある
しょーこってよんだら、怒られた
自分の名前が嫌いなんだって
だから、おねーさんってよんでるけどなんで嫌いなのかな
いつか聞きたいっておもった
毎日抱きついてるけど、おねーさんはやっぱりいいにおい
でも、ちょっと細い
おかーさんみたいに、ふわふわしてない
なんでだろう
おかーさんは、やせたいやせたいっていうけど
いっぱい食べてる
おねーさんはいっぱい食べれないのかな?
サッカーでゴールしたこと言ったら
凄いって手を叩いてくれた
オレはサッカーチームに入ってるから強くて当然だっていうと
いっぱい練習してるたまものだねって言われた
たまものの意味がわからなかったけど
たまだから、サッカーのことだろう
おねーさんは、サッカーのことあんまり知らないみたいだ
まぁ女だからしかたないか
今日は、キスした
真っ赤になった
おねーさん大好きだよってちゃんといったら
ありがとうっていったのに
駄目だったのかな
でも、次の日ちゃんといつもの所で待っててくれたよかった
テストの成績が悪かった時、公園で、少し教えてくれた
先生よりわかりやすかった
おねーさん先生みたいっていったら、嬉しそうだった
おねーさんの夢なのかな
そういえば、そう言う話ししてくれない
将来の話は大事なのに
こまったおねーさんだよね