表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

一般的ゾンビ小説

作者:霧島ユウト
最新エピソード掲載日:2026/04/22
プロペラが回る音がしていた。

つまらないこの世界に、面白いことが起きた。
興味深いという意味で、そして悪い意味で。



丸崎健(16)残留思念を持っていた。
そして去年はピアノのし過ぎで腱鞘炎を起こしていたから、ただでさえあんま興味なかったけど何かしらしろと親がうるさかったので仕方なくやらないうちに、最近はもうやらなくなった。

俺は、家でゴジラを観ていたのだが、
今年は令和だったことを何故か思い出して、でも何故か確信をモテなかった。カレンダーを見て令和だと確認すると同時に、今日は6/8だと確認した。

ゾンビ警戒区域は山形県だった。
俺は千葉県だ。まだ大丈夫だろう。
しかもゾンビだとは言いながらも、確信となる証拠や証言はない。言論統制?されている可能性もあるが、それも日本で起きるとは思えない。
エイプリルフールでも無いのにゾンビ警戒区域が唐突に出たのは意外だったが、騒がしくなったのは最初だけだった。特に困ることもなかった。だが、山形県の1部区域を中心として巨大なフェンスが設置されているのは確かだった。SNSでは、フェンスで国民を出られなくするのはおかしいと話題になっていたが、今となれば誰もがそれを受け入れている。と言うか、おそらくだが、諦めたのだろう。一々話題にするのも気が引けるというのもある。

唐突に不気味な音が聞こえた。
「うぃーーーーーん」
「これは、試験的放送です。」
「うぃーーーーーん」
「ゾンビ警戒警報の試験的放送です。この音が聞こえた場合、直ちに屋内へ避難するか、高所に避難してください。」
「うぃーーーーーん」

繰り返します………
と何回かそれが続いた。

どうやら冗談ではないみたいだ。
ゾンビは家族もクラスメイトも話題にしないが、内心ではみな怖がっているのだろうか。単に、危機意識が少ないからだろうか。

玄関からチャイムが聞こえた。
開けると妹の和子が手にビニール袋を持って大声で言う。やけに楽しそうだ。
「スイカだよー!」

こちらもまた、唐突だな。
と思いながらも、日常は相変わらず続きそうで安心した。
事件
2026/04/22 01:49
スレッド
2026/04/22 12:50
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ