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頼る

作者: ナダ

困ったときの神頼み

最終的には神様くらいしか頼れる先はない

人はひとりでは生きていけない

人類は相互に助け合って生活している


誰にも頼らずに独りで生きている人だって

上記くらいは頼っている


甘えや依存は、精神的経済的な自立ができていない


両極端の振り幅を除いた、中間

自立した大人はどこまで人を頼っていいのだろうか



私は、子どもの頃から精神的に親を頼りにしていなかった

子どもの目から見ても、頼りになる大人ではない親だったので

衣食住など物理的な、保護者としての義務的な部分以外、特にメンタル的に頼ることはほぼ皆無だった


周囲の大人、先生や保護者的な立場にあたる人にもとことん恵まれていなかった

だから、大人というのはろくでもないという認識で成長した


幸運なことに、誰かを頼りにしなくても何とかなってきた

経済的には、人並み以上にしっかりした経済観念を持った父と夫が扶養してくれて保証付き

孤独や寂しさは友人や恋人がやわらげてくれた


今となっては次元上昇して人の世の無常観まで克服できた


頼るとは?


自分自身のことは信じている

純粋でけっこう寛容な人間だと思っている

(自画自賛)


そうなってくると、人間関係がとてもシンプルになる


子どもが自立した専業主婦

社会的なしがらみが無く、母としての役目もほぼ無い

おかげさまで健康で衣食住は自分でまかなえる


好きな時に好きなことをして

好きな人に好きなように会う

幸せに感謝する毎日


頼るとは?


男の人は頼られると心をくすぐられる

全然可愛げなくて悪いけど、頼ることがない

最近では力仕事も機械系も自分でやった方が面倒くさくなくていい


良くも悪くも、波動を下げられる人間関係が不必要に思えてくる

思い上がりなのだろうか?


体調が悪い時も、家族でさえ頼りにしない(頼りにならない)

熱が出ても、自分が世話する側だ

人と一緒にいる意味は?


こんな風にして、結婚を選択しない生き方が増えてきているのだろうか

家族の在り方も変化している


私も、誰かや何かに頼ることなく生き始めている

損得、利害無しの人間関係はダイレクトにその人の本質を見る

好きかどうか、一緒にいたいかどうか


人は皆違う

違いを受け入れて、ありのままを愛する

不思議な距離感

規則的に並ぶ原子のように

一定の距離を保ちながら自分でいる


三次元的な経済至上主義が、人を弱くさせた

お金が無ければ、頼るしかない、と

心は本来、強いものだ

人は本来、ひとりじゃない


幻の三次元世界で、頼り無い自分を演じるのはもうやめだ

心よ、自由であれ

観念に惑わされるな

今、ここに、自分であること


愛されている

独りじゃない

未来永劫、私






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