短編:ナくなってから始まるコイ
とある作品の50話読んで、恋愛短編を書こうと思ったんだ
俺は、勇者だった。
それこそ、魔王を倒し、王国の姫と結婚し、貴族の地位を得て、家族に囲まれた生活を送っている。
な?
The 勇者って感じだろ?
でも、俺は気づいた。
何かが違う。
その、何かが分からない。
妻に聞いたら、
「あなた、たまにこっちを向いて話してないときがあるの」
「まるで、他の物を探そうとしているみたいに」っと
そうか、俺は何か探しているのか........
って、何かってなんだよ。
その謎は自分が亡くなってから気づいた。
「そうか、俺は君のことを忘れていたんだね」
「どうでしたか?」
「いや、死ぬ前になんか忘れてる気がしてたんだけど。前世か」
俺は、白い部屋に二人っきりで会話を女神と進めた。
「それでは、もう一度転生するのですね。今回は、記憶保持のチート付きで」
「ああ、家に残してきた者たちや、その後の世界が気になるしな」
「それではいってらっしゃい」
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そして俺は、鯉になっていた。
なんで、コイなんだよ
あのクソカスビッチBBAなんで、コイにしやがった
これじゃあ、池からでられねぇじゃ........「その体内魔力は、おじい様?」
顔を水面から出すと、そこには銀髪美少女(孫)の姿があった
おい、なんでわかるんだよ。
これで終わりっす。
どうしてこうなったぁぁぁぁぁ.....