第七話 モンスターとの相性
「来い、グリーン!」
グリーン「あっ、はい」
グリーンは気の抜けた返事をして出てきた。一つ質問するか。
なにか魔法とか使えたりする?
もし使えるなら、僕とワンコは物理攻撃メインだからかなりありがたい。
グリーンは何かを唱えた。手のひらサイズの氷が僕の周りに漂う。そして、僕の合図と共に、氷は放たれる。これは殺傷能力は高そうだ…よし、あれ…?
そういえば、僕十体くらいモンスター倒したけど、仲間に出来てない、テコのじいさんに聞いてみるか。
テコ「人間同士に相性があるように、モンスターと人間にも相性があります。ワンコとグリーンは貴方と相性が良かったのでしょう。」
だいたい理解出来た。僕が倒したり、交渉したりして、相性が良かったら仲間に出来ると。
日が傾いてきている。
テコ「私は、やることがあるので、お別れでございます。」
そういってじいさんは姿を消す。
グリーン「夜になるとモンスターがかなり強くなるんですよ、危ないですから町に行きましょう」
それ早く言ってよ。町があるのは東だったっけ?
ワンコ「俺に乗れ!」
ワンコに乗って町を目指す、頼むから早く着いて…
~to be continued~