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もう一人の美化委員


期末テストもなんとなく過ぎ、夏休みもあと3日。

クラスで友達ができるわけでもなく、淡々と日々は過ぎている。



「おーい、高島、マサヤ、くん?」

「…あ?」


クラスで自分の名前を呼ぶような奴がいたか?と思い顔を上げると、明るい髪色のいかにもチャラそうな男が立っていた。


「誰だお前」

「え!同じクラスじゃん!ひでー!!俺ね、綿貫悠太って言うの!よろしくよろしく!」

「ワタヌキ…知らねーけど、まぁ、よろしく」

「ひでー!!」


そう言いながらゲラゲラ笑うと周囲からも遠慮がちに笑いが漏れた。

急に何の用だ?と警戒したが、ワタヌキは挨拶をしたら満足気に自分の席に戻っていった。



変なやつ…。




そしてその3日後の夏休み、朝8時半に俺はワタヌキと再び言葉を交わすこととなった。


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