二日目~
今回は短めとなっております。
次の日、学校に着き、下駄箱を開けると・・・・・・。
なんてことはなかったため、安心している。っていうか別に僕はもててるわけじゃないんだから当たり前か。どっかのエロゲじゃないんだから。まあ今時LL(なんのことかはご想像におまかせします)なんてナンセンスにも程があるよね。今はケータイでしょ。というかすまふぉ?こんなご時世にアナログなんてありえないね。
ガララ
教室に入ると、まだ誰も来ていなかった。まあ、流石に早すぎたか。
遡ること一時間くらい前―
―――――
「んー・・・ふぁあああ・・・。」
朝起きると外は快晴。カーテンの隙間から覗く太陽の光が眩しいほどだった。
時間を見るために時計を見る・・・・。
「・・・・え。」
時刻は8時30分。始業は9時だから間に合うかギリギリだ。初日から遅刻するわけには行かない!あ、初日ではないか。まあいいや。確か今日授業はないはずだから、とりあえず体操服だけでよかたはず!あれ、何に使うんだっけ?まあいいや。
急いで制服に着替えて準備をしてしたに降りる。
「おはよう!これもらってくね!いってきます!」
そのへんにあった食パンをくわえて家を出る。この時間ならちょうど電車が来る!後ろからお母さんが何か色々言ってたけど忙しいから帰ってきてからね!
―――――
それで駅に着いたらまだ7時で時計が昨日の夜の8時半で止まっていることに気づいたというわけである。家に帰るのも面倒なのでコンビニで適当に買い物をして学校へ着いたが、それでもやはり早く、まだ生徒はほとんど来ていなかった。
「はー・・・早く来すぎて暇だあー。」
宿題あるわけじゃないし、勉強ったってまだ授業始まってないし、部活の朝練ったって部活入ってないし・・・。
「ひーまーだー。」
よし、することないから寝てよう!僕は机に突っ伏して睡眠モードに入った。
―何分寝ていただろうか。人の気配を感じ起き上がる。
「ん・・・・。」
顔を上げると女の子がこっちを見ていた。その距離約3cm。
「ぬわあああぁああぁああ!?」
「きゃー!ちょ、ちょっと、急に起きて大きな声出さないでよ!びっくりするじゃない!」
目の前の少女はびっくりして後ろに仰け反った。栗色で、肩までのセミロング。丸い目と可愛らしい唇はどこか少女というより幼女という雰囲気を醸し出している。
「そ、それはこっちのセリフだよ!な、なんで!?え!?」
全く自体が飲み込めない。一体何!?
「んー困惑する優ちゃんもかわいい~。食べたくなっちゃう!」
「えーと・・・・どちら様でしょうか・・・?」
「えー!ひどい!昨日自己紹介したのに!私なんて眼中にないというのね!」
正直昨日は仁のせいで人の自己紹介を聞くような余裕はなかったため、全然覚えていない。
「あ、ごめん・・・。」
「ひどいわ・・・。私はずっと昔からあなたのことだけ見ていたの痛っ!」
変なところで切れたのは、後ろから来たもうひとりの少女に叩かれたからだ。
「ごめんなさい。萌花は悪ふざけが過ぎるから・・・。」
もう、と萌花と呼ばれた少女を嗜める。後ろからきた子は黒のストレートで、目は細いが、睫が長く、大人の印象を受ける。
「優さん、ごめんなさい。私は速水 葵。こっちは吉川 萌花です。よろしくお願いします。」
「あ、うん。よろしく・・・。」
「もう!萌花が変な事するから!警戒されちゃってるじゃない!」
「えー私のせいじゃないよー。こんなところで可愛い顔して寝てる優が悪いんだよー!」
どんな理由だ!ちなみにこれは警戒してるんじゃなくて単純に君たちが怖いだけだから!
「えっと・・・それで何の用・・・?」
もし用があるのなら聞かないわけにはいかない。
「用?あるわけないじゃん。まあ、強いて言うなら仲良くなりたかった、とか?」
「え・・・。」
「というわけで、仲良くしようね!優!」
そう言って僕の手を握る萌花ちゃんという少女。
「萌花!ずるいわ!優さん!私とも友達になってくれますか!?」
男の時は女の子の友達なんて数える程度しかいなかったけど、女になった今は女の子と友達になるしかない。しかし、僕としてはこっちから近づくような勇気を持ち合わせていなかったため、友達を作るのは諦めていた。ところが、そんな時に転がり込んできたこんな美味しいイベント!見逃すわけないよね!しかも二人共そこらの男子なら簡単に落とせるくらい可愛い!
「もちろん!こちらこそ!仲良くしようね!萌花ちゃん!葵ちゃん!」
そう言って僕は二人の手を握り返した。やっぱりまずは友達を作らないとね。高校生活をエンジョイしないと。僕はこれからの高校生活に期待をふくらませた。
やっぱ登場人物増やさないとね!
さて、このふたりが今後何してくれるか楽しみです。




