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作者: 仁川 龍

僕は本を読む。

 僕には家族と友達がいる。家では家族とたわいない話をする。学校では一緒にご飯を食べるし、放課後には部活をしたりゲーセンに行って遊んだりする。それでも僕は本を読む。

 本を読み始めたのはいつぐらいだっただろうか?それは僕自身もわからない。分からなくてもいい。僕は本を読めればいいのだから。

 しかし中にはこう思う人もいるだろう。

 家族とも仲が良く、友達もいるのになぜ本を読むのかと。

 それにはちゃんとした理由がある。それは・・・

 色々な世界に出会えるからだ。

 その世界では主人公が敵と戦っていたり、ある世界では人々が平和でのんびりと暮らしている。

 現実ではそんなあからさまな敵はいないし、世界は平和には程遠い。

 現実の世界は一つだ。しかし本の中でなら色々な世界に出会えるのだ。沢山の人々の人生に出会えるのだ。これ以上の幸せが世の中にあるだろうか?

 だから僕は本を読む。今日も明日もそしてこれからも。ずっと、ずっと永遠に、僕は本を読む。

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