登場人物&あらすじ
第六章【 アマリリス令嬢の恋と友情、ぬいぐるみについて 】
【 あらすじ 】
公爵令嬢グローリアは『至宝』と呼ばれるほどの美姫。そのせいもあり幼い頃から人生を少し諦めていたのだが、幸いにも三人の『美しい人』たちがグローリアの世界を、グローリアを変えてくれたことで十六の年まで踏み外すことなく歩むことができた。
そんなグローリアには憧れの人がいる。漆黒の髪に紫光の瞳、舞うように軽やかに剣を振るうその人にほんの少しでも近づきたくて、グローリアは今日も小さな我がままを通していた。公爵令嬢として正しくない行動だと分かっていても、それでも、今だけだから…。
第四章【 見世物騎士の日常と一目惚れについて 】でアマリリスと呼ばれた公爵令嬢の幼少期+十五歳~十六歳の多感な頃の少し長いお話。
【 主要登場人物 】
グローリア・イーグルトン
イーグルトン公爵令嬢。末姫。家族からの愛称はジジ。
波打つ豊かな淡い金の髪にライラックの瞳。
淡い光のような容姿の国一番と言われる美少女。
本作の主人公で、色々と分かっているようで分かっていない。
モニカ・ティンバーレイク
ティンバーレイク公爵令嬢。長子。
栗色の髪、若草色の瞳。ぱっと見、守ってあげたい系美少女。
王妃セシリアの姪で、容姿のみならずセシリアによく似ている。
グローリアたちのひとつ年上。
ドロシア・ウィンター
ウィンター伯爵家令嬢。
灰銀の髪に黒にも見える紺色の瞳。凛と筋の通った美少女。
商人の家であるウィンターの娘らしく、商人気質。全てはグローリアのために。
婚約者募集中。
サリー・クロフト
クロフト子爵家令嬢。一人娘で跡取り娘、
茶色の髪に茶色の瞳、少しふっくらとした愛らしい少女。
笑うと両頬にえくぼが出る。
以前グローリアに救われたことで心底グローリアを慕っている。ほぼ崇拝。
婚約者募集中。
ベルトルト
隣国の第三王子。末の王子。
白に見えるくらい薄い銀色の髪、猫のような金の目。猫系美少年。
明るく人懐っこい性格で、王子様らしくは無い。
フォルカー・ヴァイスミュラー
隣国のヴァイスミュラー侯爵家令息。
ベルトルトの最側近で従者。護衛も兼ねている。
夕日の色の髪に琥珀色の瞳。グローリアたちより四つほど年上。
ライオネル
現国王の弟。
銀の髪、濃紫の瞳。三十を過ぎたが衰えるどころか年々色気が増す美丈夫。
傲岸不遜、傍若無人、駄目王族、噂は酷いが七割が訳あり。
真実を知るのは一握り。
婚約者無し、恋人は嘘か本当か老若男女問わず星の数。
結婚はできればしたくないが、立場的にしないといけないのは理解している。
ベンジャミン・フェネリー
フェネリー伯爵令息。王弟ライオネルの従者。
赤褐色の髪、青灰色の瞳。細すぎるわけでもないのにひょろっと背が高い。
一見、温和で穏やかな王弟の目付け役だが、知る人ぞ知る、王宮一の曲者。
第二章の主人公で、対応は失礼だがライオネルに甘い。
婚約者、配偶者他、無し。
アンソニー・オブライエン
オブライエン侯爵子息でスタンリー子爵。王弟ライオネルの秘書官。
少し巻いた栗色の髪に海のように深い青の瞳。子犬のように愛らしい。表向き。
第一章で色々ありつつ第二騎士団騎士ポーリーンと王命での結婚を勝ち取った。
普段は有能だがポーリーンが絡むと途端に残念になる。
妻ポーリーン一筋、というより病気。
ジェサイア・オルムステッド
北の辺境伯オルムステッドの長子。王弟ライオネルの専属護衛。
茶混じりの灰色の髪、金を混ぜた黄色の瞳。評するところ、狼。
ひたすら無口。無表情。
婚約者、配偶者、恋人無し。
セシリア
現王妃。ティンバーレイク公爵家出身で、現ティンバーレイク公爵の妹。
亜麻色の髪に若草色の瞳の美女。モニカの叔母にあたる。
儚げな容姿に反して王国を動かしているのはこの人。
ハリエット・メイウェザー
メイウェザー伯爵令嬢。セシリア付き侍女で護衛侍女でもある。
混じりけの無い赤の髪に青灰色の瞳。
第三章の主人公で、国王付き侍従ダレルと婚約に至った。
メイウェザー伯爵家の血の対象はセシリア。
アレクシア・ガードナー
ガードナー伯爵家令嬢、跡継ぎ娘。第一騎士団所属。愛称はアレク卿。
剣舞の名手で二つ名は『見世物騎士』。相棒はポーリーン。
夜の闇のような艶やかな黒の髪に紫光の色の瞳。まさしく男装の麗人。
第四章の主人公で、親友ポーリーンが結婚して寂しかったが恋人ができた。
第四章で少々グローリアとあった(何があったかはこの物語で)。
ポーリーン・オブライエン(旧姓:ファーバー)
ファーバー子爵家令嬢、現在はスタンリー子爵夫人。
第二騎士団第三隊の分隊長で、先駆けの騎士。愛称はポール卿。
淡い金の真っ直ぐな髪、空のような薄い青の瞳。真面目で話下手。
第一章の主人公で、不本意(?)ながら王弟秘書官アンソニーと王命結婚した。
カーティス・ラトリッジ
ラトリッジ侯爵家令息。本人も爵位持ち。
第一騎士団所属の騎士で、意外と官位が高い。
第四章ではアレクシアに気持ち悪い人と称されている。
セオドア・ベイカー
第三騎士団所属の騎士。元平民だが騎士爵を得ている。
灰混じりの茶色の髪に、真っ黒なつぶらな瞳の平民にしては可愛らしい顔。
男性平均よりも頭三つ分ほど大きい巨体な上に物凄い筋肉質。
第四章ではアレクシアに熊君と呼ばれている。
ユーニス
子爵家令嬢。グローリア専属侍女。
緑の瞳。
顔面至上主義で、お嬢様至上主義。
ジャーヴィス・ウィルミントン
西の海洋伯ウィルミントンの長子、第一子。
コーデリア・ウィルミントン
西の海洋伯ウィルミントンの長女、第二子。
こちらに名前の無い登場人物や主要登場人物のもう少し詳しい情報は【ある王宮の日常とささやかな非日常について ★ 設定&人物 ★】からご覧いただけます。
(シリーズの進度に合わせているのでネタバレも含まれます)




