表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
A cat of Schrodinger's  作者: 作者・水沢さやか/共同編集者・水倉綾音(りんね)
4/7

待ち続けると約束したから

作者・水沢さやか

共同編集者・水倉綾音みずくらりんね


※この作品は舞台台本用に書いたものです

鍵の閉められた部屋に横たわっている助手

少女「おにーさん!大丈夫!?」

助手「ん…」

必死な呼びかけのおかげか重たい頭を抱えながら起き上がる

助手「…ここは?」

少女「…閉じ込められたんだよ。おにーさん助けに来たんでしょ?」

助手「!君は!…よかった、無事だったんですね」

少女「…こんな所来なければおにーさんも巻き込まれる事なかったのに」

助手「何言ってるんですか。大人は子供を助けるものでしょう?大人しく守られとけばいいんてすよ」

少女「私はそんな事頼んでない!!」

助手「…無神経なこと言ってしまいましたね、申し訳ありません」

少女「…いや、私の方こそごめんなさい」

暫し沈黙が流れる

助手「まあ、お互い気負わず話でもしてましょ。どうせ短い時間なんですし」

少女「お話なんかしてる暇なんてっ」

助手「いーえ?直ぐに出られますよこんな所。なんてったってこっちには優秀な番犬がいるんですから」

少女「なにいってっ…」

ガチャ(戸の開く音)

探偵「はいは〜い、れー君専属のワンちゃんの登場で〜す」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ