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19  8月5日(水)18日目 

今日は特に予定がなく各自、自由行動だった。私はみどりさんと澪ちゃんと英ちゃんと四人で散歩に出かけた。特に予定がなく各自、自由行動だった。私はみどりさんと澪ちゃんと英ちゃんと四人で散歩に出かけた。みどりさん達は昨日Wanda先生と水族館へ行ったとその時知った。そんな選択肢があったのだと思った。私もそうすれば良かったと残念に思った。私はいつも人より思いつくのが遅く後悔が多い。そしていつも諦めてしまう。散歩の途中でWanda先生と合流した。彼女が21歳の息子さんの写真を見せてくれた。赤いハイビルカスのアロハシャツを着た、まん丸でぽっちゃりした熊の縫いぐるみのような穏やかそうな人だった。

私は昨日私を睨んでいた人達にまた会うのではと怯えて下を向いて歩いた。

正午にWanda先生お勧めのハンバーガーのお店に入った。堅めのバンズに飛び出るほど大きな薄いハンバーグ、野菜もたっぷり挟まっていた。美味しい味だったけれど、中学生の澪ちゃんの顔程あるハンバーガーは、とても食べきれる大きさではなく残してしまった。勧めてくれたWanda先生が気を悪くしているだろうなと思い申し訳なく思った。

少し歩いてホテルの部屋に戻った。夕方まで特に何をするでもなく一人で過した。夕食を兼ねてディスコに行くと言うので付いて行った。蜜とみどりさんと英ちゃんと涼さんと龍馬さんはいた。掌くんの姿はなかった。きっと部屋で受験勉強しているのだろう。私はハワイ空港に着いた時を除いて一度もハワイで信さんを見ていない。ディスコにいるかなぁと思って探して見たけれど見つけられない。パワフルな白人か、アロハヘアの黒人か、セーラー服姿のオカマに変装しているかもと思い探したが見つけられなかった。私は避けられていることは明らか。

大人しいみどりさんは他の男性客と楽しそうに踊っている。蜜は高いテーブルでコーラかペプシを飲んでいる私を心配しているようで時々近くにきてくれた。

当時の日本の大学生はお決まりのようにディスコ通いしていたのでハワイのディスコも特段珍しくなくハワイにいる気がまったくしない。もしかしたら、ここはもう日本で、まだハワイにいるように見せかけてみんなで私を騙しているのだろうか? などと考えが浮かび、私の頭がおかしくなっているのがわかる。でも何が可笑しいのか、わからない。すぐにでもアメリカ本土に戻って何処かへ消えてしまいたい気分だった。

 

  

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