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転生し、最強となる  作者: 食パン
中学生編
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電気魔法の極みへ


 「身体のことなら何でも屋」は大人気店となり絶えず行列が出来るようになったが、やはり電気魔法の訓練もしなくてはいけないので、これからは夕方には切り上げて学校へ戻ることに決めた。


 来てくれている客からはブーイングが飛んで来たが、しょうがない。


 もちろん、身体を治すことも電気魔法の訓練にはなるのだが、対クオンというか更なる進化をするためには全く異なる訓練が必要になってくる。


 俺は今までに電磁気力を操るために、電荷、すなわち電磁気力の発生源を肌で感じ取れるようになるまで観測、実験を続けてきた。


 今回の光子もそれと同じだ。ただ、電荷を肌で感じるようになるのに比べると難しい。


 サイズが小さすぎる、というのもあるが一番の理由は俺自身光子のことをはっきりとよく知らないのだ。


 高校で習ったのは光を構成する粒子だということくらいで、後はちょろっとやっただけだ。電磁気力を伝える粒子だとか、質量がないだとかは高校でやった自由発表の内容だ。


 つまり、ほとんど何も知らないということだ。


 これではもし光子を取り出すことが出来たとしても俺には出てきたかどうかすら分からないだろうな。


 まあ、その前に光子を取り出す準備もしなければいけないんだけれど。これもなかなか難しい。


 光子を操るのは電気魔法の極みと言ってもいいくらいだからな。このくらいの難しさは覚悟していた。


 とは言え、幸いまだ中学三年生。高校三年に行われる闘技大会までには何とかなるんじゃないかな、と思っている。


 そう。不安に思っていても仕方がない。なるようにしかならないんだ、やるべきことをやるだけだ。


 ああ、でもその前に一回両親に会ってこようかな、入学して以来一回も会ってなかったし。


 前世の両親のことを忘れちゃったわけではないけれど、もう会えないしな。いつまでも引っ張られ続けるわけにはいかないだろう。



 実家に帰り、玄関をくぐる。


「ただいま」

「おお!バートじゃないか⁉︎おい母さん!バートだ!バートが帰ってきたぞー!いやー、しかし大きくなったなあ」

「六年くらい経ってるからね」

「バート!お帰り!元気だった?」

「ああ、元気だったよ」


 なんだか、懐かしい感じだな。


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