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転生し、最強となる  作者: 食パン
中学生編
36/66

テスト終了


 五秒ほどかけてゲーアの元へ戻ると、未だに巨大化した体のまま待たせてしまっていた。


「さすがだ。無傷とはな」

「いやいや、めっちゃ痛いよ。お腹が」

「そういうのを無傷というのだ!」

「え?まさか、風穴開けるくらいのつもりだったのか⁉えげつないなあ︎」


 ゲーアはまたしても突進し、こちらへ攻撃を仕掛けてきた。蹴りか、殴打か。


 だが、こちらだって二回も黙って食らってやるつもりはない。反撃だ。


 さっきぶん殴られた時に陽電荷を付与しておいたので、俺の周りに電場を発生させゲーアをはね飛ばす。


「なっ?うおああっ!」


 まさかはね飛ばされるなんて思ってもいなかったゲーアは、なすすべもなく地面に転がった。


「ほらほら、こっちから近づいてあげるよ」


 じりじりと近づいていき、力を強くしてやる。あと3mくらいまで近づいたが、四つん這いの状態でまだなんとか耐えているな。


「やっぱり筋肉があるとそれだけ耐えられるんだね。羨ましいなあ」

「うるさい。なんなんだこの力は!」

「ふふ、俺の魔法はこれだけじゃないぞ。そろそろ終わりにしよう。雷電!」


 バチンッ


「かはっ......」


 俺の電気魔法によって、ゲーアは気絶した。俺の勝ちだ。


「すげえ......」

「1番って強いなあ......」

「あのゲーアって奴の筋肉戻ってないけど大丈夫なのか」

「あ、吹っ飛ばされた」


 気絶したことによって抗力をなくしたゲーアの体が飛んでいってしまった。


「しまった。電場解除するの忘れてた......」


 まあ無事っぽいし、いいかな?


 最初から雷電使って気絶させれば良かったんだけど、周りに強いアピールしとかないとダメだなあと思ったんだよな。無駄に挑戦権使わせてしまうともったいないからね。


 炎魔法で勝負を挑まれても、水魔法でも、風魔法でも勝てるから特に順位が変わる危惧はしていない。まあ、風魔法は電気魔法による擬似的なものだけど。


 さて、始業式まで他の人を見て待ってるか。






 ようやく、終了だ。もうすぐ始業式が始まる。ちょっと昼寝をしたのであまり眠くはない。お、ゲーア発見。


「おーい、ゲーア!4番維持できたかー?」

「......」


 無言でどこかへ行ってしまった。そういえばもう体戻ってたな。またブカブカになっていた。


 あ、ソークとフィアも発見。


「ソーク!フィア!二人はどうだった?」

「バート!俺達二人ともそのまま2番と3番だ」

「おー!凄いじゃないか」

「でも、ゲーア君は誰かに負けちゃったらしいわ」

「へー、まああれ体に良くないって言ってたし、限界が来たのかもな」


 さて、喋っていたらもう始業式が始まるみたいだ。二年生、楽しみだなあ。


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