サッカー
作者にスポーツを書き表す力がありませんでした。なので今回はメタいかもしれません。ごめんなさい。
サッカーは経験者と素人の差が如実に現れる。まあどのスポーツでもそうなんだけれど。
前世の高校生の時、球技大会で行われたサッカーで俺はキーパーになった。未経験者だったからだ。大事な役割なので経験者がやった方がいいとも思ったのだが、俺がフィールドに行ってもしょうがないしな。
前半、相手のシュートは三回枠内に飛んできた。いずれも素人のシュートであった。力いっぱい蹴るので威力のあるシュートだ。しかし、ギリギリではあったが未経験者の俺でも止めることができた。
俺は皆から褒められたこと、シュートを止めたことが嬉しかった。
だが、後半。相手のサッカー部がフォワードにやってきたのだ。
彼のシュートは威力は全然なかった。前半のシュートとは比べものにならない、軽いシュートだった。
だが、止められなかった。かすりもしない。止めるどころか触れる気すらしなかった。まるで魔法にかかったように。
結果は0-5。あの時の空気は一生忘れることが出来ないだろう。盛り上がったわけでもなく、静まり返ったわけでもない、正に異様な空気だった。皆のフォローが心に刺さった。
とまあこのように、サッカーは体力、筋力があれば勝てるというスポーツではないのだ。
おお、味方がボール取ったぞ!
「行けえ!上がれ上がれ!」
真ん中の位置にいる彼は何と言ったか......名前は忘れたが13番がドリブルで上がる。
「おい早く当たりに行け!止めろ!」
「へい、パスパス!ッナイス!」
「ああ、もう!」
パスは見事に5番に繋がり、そのまま見事にシュートを決めた。1-0である。
「よっしゃーーーーー!」
「ちくしょー!こっから取り返すぞ!」




