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五時間目、軽い運動で汗を流し、六時間目に突入する。今日はサッカーをするらしい。この世界にもサッカーってあったんだな。
小学校の時は体育でスポーツをすることは無かった。何故かというと、力を制御できず怪我させてしまうからだ。
前世でも思いっきり力入れて人の足蹴って怪我させたりはあったけど、この世界ではシャレにならない。
小学生の魔力、筋力でも、油断している相手の足に全力キックをかましてしまったら普通に足が千切れたりする。
千切れるくらいなら大した怪我ではないが、なにぶん小学生。足をくっつける治癒が出来ない子が大勢、というかほとんどなのだ。
というわけで、ある程度制御出来るようになった中学校からスポーツが解禁されたのだ。
「じゃあまずはチームごとに分かれろ!」
ええ?どうすればいいんだろう。皆もう分かれ始めている。
「先生、どうやって分かれればいいんでしょうか」
「ああ、君はいなかったか。自分の番号を4を法としたときに合同な者同士で集まっているからそこのチームへ行ってくれ」
「分かりました」
えーと、ってまあ1なんだけど。
「すいませーん!1のチームはどこですかー!」
「こっちこっちー!」
視界の右に写ったチームから声が聞こえてきた。あそこのチームか。
「大体いいか?ではまずは0チームと1チームから始めよう。0チームは十二人だから1チームは一人待機にしてくれ」
ああ、人数はちゃんと同じようになってるんだな。偶然かちょっと変えたのかは知らないけど。いなかったからね。
「誰待機にするー?」
とりあえず俺が待機することにしようか。
「俺、待機します」
「えー、バート君が?うちの主力じゃん!」
「ほら、今まで休んでたからさ、皆がどんな感じでやってるのか見ておきたいんだよ」
「そういうことなら。じゃあ前半はバート君ね」
これでよし。俺はサッカーが苦手なのだ。少しでもイメージを、感覚を掴むために時間を伸ばさなければ。
もちろん電気魔法を使っていいなら大得意になる。何してても勝手にボールが足にくっつくわけだからな。でも魔法の使用は禁止だ。そうなってくると難しい。
戦力表
1チーム:(1+49)•13/2=325(Avg.25)
2チーム:(2+50)•13/2=338(Avg.26)
3チーム:(3+47)•12/2=300(Avg.25)
0チーム:(4+48)•12/2=312(Avg.26)
1チーム(12人ver.):325-25=300(Avg.25)
2チーム(12人ver.):338-26=312(Avg.26)
単純計算だとまあまあ平等か。




