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11.緊急召集

キャラが増える

キャラがわからなくなる




活動報告にてアンケート実施中!

よかったらどうぞ!!

王城のとある一室に4人の人間が集まり他の者たちを待っていた。

部屋には大きな円形のテーブルとそれを囲むように最大11の椅子が用意されている。その中でも一番扉から遠い側の椅子は他と比べるまでもなく立派な物であり、それを中心に左右に5つずつ椅子がテーブルに沿ってなら並ぶ。

中央の席に座る50~60代ほどの男性が他の3人の参加者に話しかける。


「みな、急な召集にもかかわらずよく集まってくれた。

以前より議題に挙がっていた魔物の活発化について無視出来ぬ事態が発生したために皆には集まって貰った。」

「王様、エリネアの件でしたら第2戦士長殿が第3戦士長に代わり対応していると聞いていましたが?」

「その通りだ、マナキス。

その件も関係しているがさらに別件でも問題が起きたのだ。」

「ならさっさと話をしましょう。」


王様に話しかけるのはその左隣の席に座る男、眼鏡に、すこし長めの髪をした見た目は、インテリ眼鏡をイメージできる。細身の体で特に鍛えているような様子はない。カルカ・J・マナキス、貴族の出であり、現在、王国抱えの魔法師である。王国において魔法の研究のトップである。


「マナキス殿、まだ全員が集まったわけではないですから。」


マナキスとは逆、王の右隣の席に座る人物の後ろに控えるように立っていた人物が制止をかける。見た目は40代前半あたりで、あご髭を生やしている。鍛え抜かれた体であろうことは鎧越しにもわかるほどだ。手には資料らしき紙を持っている。ノレズ・A・マルベス


「そうは言うが、 マルベス副戦士長殿。

私は忙しいんですよ。今も大事な実験の途中だったのですよ?

それにここに集まれる実質、戦士長は第1と第3だけなのでしょう?

ならば第1戦士長であるツリナ殿が居れば問題ないでしょう?」

「たとえ、新米戦士長とはいえ、その扱いに関しては無視できません。」

「娘思いの父親のつもりならここではない所でしてもらいませんか?」

「貴様!・・・」

「マルベス、そこまでですよ。

マナキスさんもそこまでにしてくだいさいね。

それと今のあなたの発言は我々全戦士長に対しての侮辱にも成りかねないから気をつけてくださいね。」

「・・・ふむ、以後気を付けよう。」


ツリナの言葉にマナキスは嫌々な反応を示しながらも引き下がる。

マナキスとマルベスの仲裁に入ったのが第1戦士長、ハルカ・E・ツリナである。見た目は20代半ばほどである。マルベスとは違い、がっしりした肉体ではないが鍛えていないわけでもない、評価するなら普通な体型である。


「マナキスさんにはいつも感謝しているんですよ。

貴族たちが国防において緊急時の際は邪魔だということを理解してくださっているマナキスさんが貴族の代表としても会議に参加してくださるおかけでスムーズに話が進むんですから。

だから・・・【喧嘩】は止めましょう。」

「・・・」


笑顔で感謝と仲裁を口にするツリナに対してマナキスはその瞳が笑っていないことを理解しているために言葉はない。

そんな悪い空気を断つようにドアノックが響く。


「第3戦士長、エリカ・A・マルベス、到着しました。」

「うむ、入りたまえ。」

「失礼します。」


掛け声と共に会議室に入ってきたのは返事をしたエリカとレオ、キューレの三人だった。

エリカは直ぐ様席に移動しようと動くマナキスから制止の声がかかる。


「第3戦士長殿、後ろの二人はいったい?

ここは重要な会議をする場ですよ?

部外者は連れてこないで、もらいたい。」

「か、彼らはエリネアの一件で助力を頼んだ者たちです。

実力は私が実際に見て確認済みです。今回の緊急召集において並々ならぬ危機感があるのはわかっていたために再び助力を願いました。」

「だがここはこの国の未来を左右しかねない話し合いの場だ。

それに君程度の力で確認したその者たちの実力に価値など見いだせないよ。」

「あ"ぁ?」


マナキスの言葉にキューレが反応する。

すかさずエリカが間に入る。


「マナキス殿!

私に関しての暴言は構いませんが、私がお願いして来て貰った彼らを侮辱しないで頂きたい!」

「やれやれすぐにムキになる。

だからあなたは、まだまだだと・・・」

「マナキス、そこまでにしなさい。

マルベス戦士長、本来ならこの場に部外者の出席は控えてもらいたいが、彼らがエリネアの一件の関係者であり、君の報告通りの力の持ち主ならば話は別だ。」

「そんなに危険な状態なのですか!?」

「とりあえずは座りたまえ、マルベス戦士長。」

「は、はい。父さm、いえマルベス副戦士長。」


エリカは王の話から今回の深刻さを読み取り、席に移動している最中でも顔は強張ったままである。レオたちもエリカの後ろに付いていきツリナたちのいる側に移動する。

未だにキューレはマナキスを睨み付け、レオはエリカが父様といいかけた人物を見ている。

エリカが席に座り、レオたちがその後ろに控えたタイミングで王がパンッ!と手を叩き全員を一度見渡す。


「さてでは会議を始めよう。」



キャラ崩壊する


うわああああああ・゜・(つД`)・゜・

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