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紅の姫と蒼の騎士  作者: 和菓子屋 蜜柑
始まりの色は赤に染まる
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紅の空

新キャラのエーデルさんの登場です

・・・・暗い。

目の前が真っ暗だ・・・

おれは・・・なにを・・・していたんだ・・・?

のえる・・・・?のえる・・・

目の前にうっすらと映ったのは涙を流していたノエルの姿。

ノエル・・・泣かないで・・・

そこで俺の意識は完全に闇に沈んだ





次に目が覚めたのは空が紅に染まる頃だった


「うぅ・・・・」


体中が痛い。よく見ると体中に包帯が巻かれている。

そして、親父・・・スティと戦って・・・俺は負けた。


「誰かが・・・手当してくれたんだろうな・・・。」


体中が痛むが、5体満足で動けそうだ

あんなんでも・・・たぶん親父は手加減してくれたんだろうな・・・と思う。そうじゃなかったら、俺は今頃細切れになってるだろう


足に力が入らなくて立ち上がるのに苦労した。何度も何度も立ち上がれば転んでの繰り返し


「・・・あれ?アオイ?」


「・・・エーデル?」


目の前には、赤茶色の髪を結って動くのに邪魔にならないようにしている女がいた


「こんなところで何やってるの?なんか服もボロボロだし・・って!!体中包帯だらけって何したの!?」


「エーデル・・・ごめん、ちょっと俺を家に帰るまで支えてくれないか?足に力が入らなくて・・・」


「って、あたしの質問は無視かい。しゃーないね、わかったあたしの身長じゃアオイを支えるのが厳しいから、あたしの肩に手を、まわして」


「ごめん、ありがとう」


俺は偶然通りかかったエーデルに力を貸してもらい、何とか家までついた


「おーい!ノエル!?あんたの旦那帰ったよ~!!」


エーデルが家の中で叫ぶ。だが、返事はない

声が虚しく響くだけだった


「・・・アオイ?どういう事だい?」


絶対にアオイが帰ってくるとノエルは向かえにくる。

そのことを知っているエーデルが聞いた


「・・・・。ノエルは・・・もうこの家にはいない・・・。」


「じゃあ、スティさんは?」


「親父もだ」


「何が・・・あった?」


エーデルが聞いた。

俺は・・・・

俺は・・・・エーデルにノエルが王族だって事を伏せて親父との決闘を話した

ノエルが王族だったなんてわかったら・・もしかすると、王家のスキャンダルになるかもしれないと判断した


「・・・。で?あんたはこのままでいいんだ?ノエルに置いてかれて、スティさんにも置いていかれて」


「・・・・。」


「まったく・・・・。こんなものだったのかいノエルへの思いは。呆れるね。あんたのこと好きだったあたしがバカみたいだよ

あんたはノエルを守る為なら何でもするって言ってただろ?そんなのに、こんなことでメソメソしてたらアオイじゃない!!何があったって一人の女の子を守る為に努力してきたあんたが好きだったのに、今のあんたはアオイじゃない」


頭をハンマーで殴られたような気分だった

いきなりの告白、その上、罵倒。しかし、一気に自分がするべき事を思い出した


「・・・。ありがとうエーデル。俺、決めた」


「何を?中途半端な事いったら張り倒すから」


・・・容赦ないな・・・


「俺は、騎士学校に入る。入って一番上の近衛騎士になる。王女付きの近衛騎士に」


「・・・・。うん」


「こんな返答で悪いんだけど、俺はやっぱりノエルのことが好きだ。だからーーー」


その先の言葉はエーデルに張り倒されたことで失った


「そんな事今更聞きたくないし、アオイの意志が確認できただけであたしはいいの。あんたたち2人の事は昔から見てるんだから。今は、張り倒しただけだけど、この先・・・言ったら・・・わかるよね?」


エーデルが指をポキポキ鳴らしながら近づいてくる。これは・・・これ以上言ったら覚悟しろって事だよな


エーデルの意志は高貴だ。美しく誰にもとらわれない。だから彼女のプライドがアオイの告白に対する返答を許さなかった。


「わかった。ありがとう、エーデル」


「わかれば、よし。あ、今日どうせ、まともに動けないでしょ?ご飯くらい作ってあげるから」


そういって彼女は俺ん家にあった材料でおいしいものを振る舞ってくれた

エーデルは何者にも犯されない意志があります。

それが、高貴な意志とでも考えてください

まぁ、城下町ではアオイはモテてたんですけど、結局ノエル一筋だったんで周りの女の子に見向きもせず・・・と言う状態ですね

中性的な顔をしているおかげで、女顔で間違えられたりもするんですけどね


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