表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅の姫と蒼の騎士  作者: 和菓子屋 蜜柑
始まりの色は赤に染まる
5/32

紅の月3

これで、ノエルのターンはここで一端終了のお知らせ。

きっとアオイが死ぬほど努力と血と涙を流せば、強くなれるかと・

次の日の朝俺はいつもよりも早く目が覚めた

今日はノエルを連れ戻しのくるやつを倒して,彼女と一緒にいる。


剣を振って自分のできる最高のイメージを作り上げる。


そして、時はきた



「ノエル!!」


ノエルの隣にいるのは、親父だった


「親父!!ノエルを離せ!」


「ふざけるな。ノエル様は納得済みだ。」


「ふざけるのはどっちだよ!?」


親父は近衛騎士の服を着て見たことのない剣を腰に下げていた。


「ノエル!!俺と来い!」


「・・・ごめんね。アオイ。私には王族として産まれた使命があるの・・・。このまま永遠には・・・いられない」


「行きましょうノエル様」


親父が・・・スティが・・・ノエルを連れて行く。

俺は・・・スティを殺してでもノエルを止める。


腰からいつも使っている剣を抜刀し構える


「うおおおおおおおっ!!!」


キィーン

金属の固い音が響く。スティは片手一本で俺の剣を受け止めていた


「・・・。そんなものか?」


「まだまだ!!」


「ノエル様。危ないので少しお下がりください。」


ノエルが頷きスティの後ろに下がった


力でも勝てない。技術でも勝てないならば・・・・これしかない!!

俺は片手で地面をつかんでそのままスティに投げた


「目つぶしかっ!!」


スティが目をつぶった瞬間、俺は走りのそのままの勢いで剣を突き出した

何の変哲もないただの突き。決まれば相手に大ダメージを与えられる。それしか、コイツに俺では勝てない。


しかし、その作戦も失敗に終わった

いつの間にか持っていた短刀を片手に持ち俺の剣を弾いた。


「悪いな。目をつぶっていても感覚と経験でお前くらいは簡単弾けるんだよ。」


「くそ・・・・っ」


力も駄目。目つぶしも効かない。こんなやつ相手にどうすればいい・・・?


「そろそろ、茶番も仕舞にしようか、アオイ。虎牙こが


「!?」


瞬間、スティの身体が大きな虎に見えた

身体に襲いかかる衝撃は剣だけでなく、拳と蹴りを混ぜた混合技だった

剣で最初の斬撃を防いだと思ったら、鳩尾に拳をたたき込まれ、崩れ落ちそうになったら蹴りで顎を思い切り蹴り上げられ衝撃で上に上がる。

それを何度も繰り返される技と1回親父だったスティに聞いた事がある。親父が・・スティがもっとも得意としていた技らしい。


「くっそ!!」


剣で防ぐ!


スティは軽い跳躍で俺のところに飛んできた

さっきよりも数段速い!?

そして、それからは早かった。

ただ、早かったとしか覚えていない。技が終わった瞬間俺は地に伏せることを許された


「っ・・・」


「ほぉ、まだ意識があるか。だが、脳が回ってもう立てないだろう」


その通り、俺の足はガタガタに震え痙攣までも起こしていた


「の・・・え、る」


「っつ!!!」

ノエルはすでに紅色の綺麗に輝く瞳からボロボロと涙をこぼし、俺を見ていた


歪む視界の中でただ好きな女を呼んだ。あぁ・・・そんな顔をしないでくれ・・・。俺がそのとなりでいるから・・・頼むから・・・わらって・・・

力の入らない手でノエルの方へ這って行こうとする・・


でも身体はそれを許してはくれなかった

そして俺の意識は闇に消えた

後書きスティさんは、騎士として誇りを持って生きています。

それこそ、息子がいたってそれを簡単に自分の生きる道を選ぶためなら・・・。

だから厳しくても優しい父親だったスティさんのことを嫌いにならないであげてください

彼にも守る物があります・・・。

それは随時更新と言うことで・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ