魔法学園 セレスティア
2話 魔法学園 セレスティア
リサは今すっごく緊張してる、教室では、クラスメートのみんなは談笑しているが、リサにはまったく聞こえない、嫌だな今日の授業
ため息を自分の両手に魔力を流してみる親友は魔力コントロールと潜在魔力が他の人より遙かに多いらしいんだけど、一度も魔法が撃てたことがない、唯一、初歩の回復魔法が使えたことしか無い。
(思い出したら、余計に不安に)
「はぁ」
「ため息つくと、幸せが逃げるよ」
声の方に顔を向けると親友のリーンがいた。
リーンは青い髪がふわふわしてて(本人はセットしてないらしい)胸も・・・同い年には見えない、特に胸と身長が
逆にリサは、全体的に小さい身長なんて今年3ミリしか伸びなっかたし、胸もぺったんこのまま・・・・自分で言ってて悲しくなってきた、リーンと並んだら同級生じゃなくて姉妹に見られる事なんて・・・150は欲しいな~
「リーン」
「そんなに、泣きそうにならなくても」
「ん」
苦笑してリサの頭を撫でてくるけど気持ちよくてそのままでしている
そのころ周囲では
「リサちゃんかわいい」(女子A)
「姉妹みたいでうらやましいわ」(女子B)
「リサたん、はぁはぁ!!」(女子C)
「リーンさん、付き合ってくれないかな?」(男子A)
「むりむり、だってリサちゃん居るんだぜ」(男子B)
「いっそ両方!」(男子C)
「やめい!?」(男子B)
と外野はこんなやりとりを結構してたりする。
「少し、気分がよくなった?」
「うん」
「う~ん、まだちょっとくらいか」
リーンは顎に手を当て考え
「えい♪」
「わぷ」
いきなり抱きついてきてリーンの豊満な胸に顔が挟まる
「くるしいよ」
「うふふ」
リサは両手を上下に振ると胸に引っかかり胸が上下に動く、それを見た男子が
「「「はぁはぁはぁ」」」
と荒い息をしながら前屈みになる
それを女の子が魔法で吹っ飛ばすのを脇目に胸から脱出する
「もう、いきなり抱きつかないでよ」
リサはぷんぷんしても
「ごめんごめん、だってリサ可愛いもん」
と流されしまう
「もう大丈夫ね」
「え?」
「少しは元気になったでしょ」
「あ」
先ほどの気分は消え去り、いつもの自分になっていた事に今になって気がついた
「確かに、召還魔法は私達にとって確かにとても大事だし一生のパートナーになる事もあるけど、いろんな魔法使い達にも居ない人もいるんだし、そこまでならなくてもいいわ」
「・・・うん、ありがとう」
リーンにお礼を言って立ち上がる、いつの間にか人が居なくなっていた
「あ、やば、私達も行かないと」
「うん」
私達は手をつないで一緒講堂向かう
「ところでなんでいつも手をつなぐの?」
「んー・・・・・気分?」
「クス、なにそれ」
自然と笑みが浮かぶのが分かる
今日は何かいいことがあるといいな
窓の外は綺麗な青空が拡がっていた