登場勢力等
〜主人公陣営〜
◯ワークショップみずほ
稲作と日本古来の価値観を重んじる企業経営者、農家、消費者によるコミュニティ。
主人公、田中幸太が事務局長を務める。
〜皇室、宗教、伝統文化〜
◯皇室(朝廷)
形式的には日本国の象徴だが、かつての名家とともに京都に向かい、独自の勢力権を築いた。
自由日本とは一定程度の交流はある。
貴族による合議制であり、政務を担うは太政大臣たる藤原貴仁。
〜国家、組織、地域〜
◯日本国(自由日本)
CIAと米軍の統制を受ける、分断統治後の日本国。行政の長は黒部内閣総理大臣。
米軍と自由日本の調整部として、日米合同委員会が存在する。
陸海空自衛隊を率いるが、一部は中国人民解放軍に接収された上、今は米軍の統合司令部の指揮下にある。
日米合同委員会の委員長を務めるは、現在のアメリカ公使、日米ハーフであるトライデン。
◯日本人民共和国(赤日本)
中国の支配が及ぶ分断日本。
日中による復興委員会から救助部隊派遣要請を受けた中国人民解放軍は、戦闘部隊を沖縄、尖閣諸島から進軍させ、米軍と戦火を交える。
そのような中、あくまで日本人によって建国された体を装い、中国は傀儡国家として日本人民共和国を独立宣言させる。
中国による日本支配には、建国の英雄が必要だった。航空自衛隊から中国に寝返ったエースパイロットを日本神話のヤタガラスになぞらえ、日本を解放したという伝説を作り、彼、司馬健を最高指導部に組み入れた。
◯サハリン人民共和国
北方領土、樺太のロシア系住民が建国を宣言し独立宣言。即座に暫定議会でロシア連邦との同盟、将来の編入を定めた条約を採択。ロシアは特別軍事作戦を発動し、サハリン人民共和国の独立とロシア編入を支援するため北海道めがけ侵攻する。