魔力操作
サブタイトル変えただけなので、読み飛ばして問題ありません
ーーアラン2歳6ヶ月ーー
ある日、晩飯を食べ終わるとミカがアランの勉強の進行状況を言った。
「ある程度、勉強を教え終わったよ」
ここで言う『ある程度』は一般的に高等部の学院卒業できるレベルである。
「は、速いのう」
「おっおい、まだ3歳になってないよな?」
「アランはすごいわね」
「えへへ」
アランは高等部の学院卒業できる程、勉強が進んでいることに気が付いてない。
それはミカが、『このぐらいは皆(高等部の学院卒業者)はできるよ』と言われていたので、進んでいる自覚はあれど、そこまでいっているとはアランは思わなかった。
「だからそろそろ魔法を教えようと思うけど、アンタらはどう思う?」
「大丈夫なんじゃないか」
「問題ないだろ」
「心配は心配だけど、アランだから問題ないでしょ」
(アランだからってなに?)
シグの言葉に疑問を覚えたが話は進んでいく。
「じゃあ、明日から魔法の勉強を始めようか」
「はい!!」
ーーーーー
「まずは、基本の魔力を感じることからだね」
ミカがアランの手を掴んだ。
「少しずつ魔力を流すからそれを感じてみな」
ミカが魔力を流し始めたのか掴まれている部分が、少しずつ熱くなってきた。
(・・・でも、僕は魔力を感じ取れない事になってるからいつ言えばいいんだろ?)
アランがいつ言えばいいのか考えているとアランの手はかなり熱くなっていた。
(これくらいでいいかな?)
「ばあちゃん、熱くなってきたよ」
「・・?ああ、そうかいなら、それを動きしてみな?」
「ふん・・ふん・・・・・・全然動かない・・」
「・・おかしいね?普通なら出来るはずだけど?」
(そうなのか?・・なら今出来た事にしようと)
「あ・・動いた!」
「・・・・・・」
アランの声聞いたミカの表情が消えた。
「ば、ばあちゃん?」
「アラン、いつから魔力操作出来るようになったんだい?」
ミカがアランの手を離し顔を掴んだ
「何をいってるの?今に決まってるじゃない?」
「嘘は、駄目だよ」
ミカは笑顔になりアランを見るが目は笑ってない
「魔力操作はどんなに速くても1週間はかかると言われているんだよ」
「いっいや、僕がそういった才能を持ってたんじゃないの?」
「アラン、いい事を教えてあげよう」
段々ミカの手に力が入り始めた
「いっ、いい事って?」
「他人に魔力を流し込まれて熱いと感じ取る事が出来るのは、魔力を完全に知覚してないと無理だよ」
「・・・・・・・・・」
アランの額から冷や汗が止まらない
「何か言う事は?」
「すみませんでした!!!」
「ならお仕置きだね」
「ちょ、今謝ったでしょ?」
「駄目だよ」
ミシミシ・・ピキピキ・・
アランの頭から骨が軋む音がし始めた。
「いた、いたた」
「これをすると物理耐性のスキルが何故か手に入れる事が出来るんだよ」
(いやそれってやばいくないか)
ピキピキ・・ベキベキ・・・・・バキバキ・・
頭から鳴ってはいけない音が聞こえ始めた。
「頭が割れるーーーー」
「回復魔法で治してるから問題ないよ」
「・・もん・だい・あるよ・・・・」
あまりの痛みにアランの意識はそこで途切れ・・
「覚醒」
ミカが魔法を使うとアランに意識が戻った
「えっ、何何?」
「・・全くお仕置き中に寝たら駄目じゃないか・・・・」
ミカの言葉を聞いてある事に気が付いた。・・・気が付いてしまった。
『気絶出来ずに、頭が割れる(リアル)痛みを感じ続けることに』
「覚悟はいいかい?」
「すみませんでsぎゃあああああああああーーーー」
その日アランの絶叫が家に響いた。
ーー魔法の勉強が終わった日の晩飯頃ーー
「・・・アラン、大丈夫か?」
「だ、だい・じょうぶ・・・」
アランはリビングに机の上に倒れていたが、辛うじてグランに返事を返した。




