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英雄伝説


魔力操作の練習をしているとノンティクスが、部屋に入って来た。


「アランー、起きてるか?」


「なにー」


「ちょっと、アランにプレゼントがあってな」


「プレゼント?」


「誕生日に渡そうと思っておったんじゃが、アランが寝てしまったからな」


そう言ってノンティクスがアランに本を渡してきた。


「えほん?」


「その英雄伝説の絵本は儂が読んであげたいんじゃが、今から仕事でな」


「そうなの?」

絵本を読んでもらえないと分かり、少し落ち込んだアランを見たノンティクスが、

「よし、今日の仕事は無しじゃ」


「・・・何を馬鹿な事を言ってるですか?」


「・・・・」


商会の従業員のコリンズが呆れた顔をしながらノンティクスを見たが、ノンティクスはそれを無視した。


「・・・・・はあー、ミカさんー!」


「なっ、それはずるいじゃろ」


コリンズは部屋の外に向かって大声でミカを呼ぶとノンティクスが慌てたが廊下から足音が聞こえると顔を青くした。


「コリンズ、何かあったのかかい?」


「ノンティクスさんが、仕事を休もうとしているんですよ」


「あんたは・・・・」


「いや、今日はアランに絵本を見せるんじゃ」


ミカが呆れた顔でノンティクスを見たが、ノンティクスは顔を青くしながらも、ベットにしがみついていた。


「コリンズ・・馬車の準備はできているかい?」


「準備はしてますけど、それがどうかしたんですか?」


ミカが馬車の事を聞いてきたので、戸惑いながらもコリンズが返事をすると、ミカがノンティクスに向かって歩き出した。


ズドン

「・・これでいいね。コリンズ馬車に詰め込んでいきな」


「・・それ大丈夫なんですか?」


「商会に着く時には目が覚めるよ」


コリンズは、ミカに殴られて気絶させられたノンティクスを見て、戸惑いながらもノンティクスを担いで部屋を出て行った。


ーーーー


アランはミカに英雄伝説の絵本を見せてもらうことになった。


「アラン、英雄伝説の絵本を読むよ」


「あーい」


ーーーー



400年前、大陸各地でスタンビートが大量発生した。

各国の王は、スタンビートが対処していたが、魔物が尽きる様子が無く。小さな村、町、そして国が無くなり人々は絶望の底にいた。

そんな時、英雄と呼ばれる5人が現れた。

英雄達は、スタンビートを消滅させ、魔王を倒した。

その魔王にとどめをさした『ユージ・キノサキ』が『グラリーン王国』を建国して国王になり、人々と幸せに暮らした。



ーーーー


「英雄伝説は、面白かったかい?」


「うん、おもしろかったけど、おばあちゃん、スタンビートってなに?」


「スタンビートは、町に、大量の魔物が来ることだよ」


「そうなんだ」

(『ユージ・キノサキ』って『木野崎 裕二』だよな。・・・って事は転生者か?)

アランは英雄伝説を聞いて、英雄達が転生者ではないかと思った。

各国が対処出来なかったスタンビートをたった5人で終わらせるなど不可能だが、チート持ちの転生者なら余裕で終わらせる事が出来るだろう。


「さて、そろそろお昼寝しようかね」


「うん」

アランはベットの横になって昼寝をするのであった。

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