転生
ある日、俺、本町浩二は目覚めると水中にいた。
(えっ、・・俺、なんでこんな所居るの?)
あまりに目覚めると水中にいる状況に、俺の思考は止まった。
(・・・・はっ!早く呼吸しないと)
呼吸をしないといけないことに気がつき、慌てて体を動かそうとしたが上手く動かない。
(なんで、体が動かない!・・くそ、早くしないと溺れる!)
うまく体が動かない事にイライラしながらも水中から脱出しようと体を動かした。
(・・・・あれ?・・かなりの時間が経っている筈なのに息が苦しくならない?)
全然苦しくならないことに不思議に思っていると、へそに何かついていることに気が付いた。
取り敢えず触ってみると『ぷにぷに』と柔らかい肉を触った様な感触がする。
(なにこれ??)
『何か』を触っているとかなり長いことが分かった。
(もしかして・・・・これ、へその緒か?)
へそに付いている『何か』が、へその緒だと知って納得した。
(・・なーんだ、へその緒なのか。よかった、よかった・・・・・いや、よくないわ!!)
納得して頷きそうになったが、『俺』に、へその緒が付いている事に気が付いた。
(・・・なんで!へその緒が!!付いてんだよぉぉぉぉ!!!)
俺、本町浩二は赤ちゃんに転生したようだ。




