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第4話 ギルド到着!

「なぁ、なんか通り過ぎる人に笑われてる気がするんだが?」

「気のせいでございますよ」

「...本当か?」


 気のせいの範疇を超えてると思うんだが。通り過ぎる人全員が笑いながら通っている。

しまいには指を指されてるんだが。なぜ笑われてるのかわからない。

確かに服はこの世界のではないのはわかるが、笑えるほどなのか。

人目を気にしながら歩いた智木だった。



「着きましたよ。ここが冒険者ギルドでございます」

「おぉ!ここが冒険者が集まり、情報などを交換し合い仕事を受ける場所か!」

「...説明ありがとうございます。大方当たってます」

「へぇー、何んか見た感じ大きなスーパーって感じね。屋台主はいるけど」


こいつ、ちょいちょい現実世界の話し持ってきて雰囲気が台無しだ。

まぁ、あまりこういことには疎いからな。


「受付はこちらです」


受付前には金髪のお姉さんが笑顔で立っていた。

綺麗なお姉さんで結構タイプだ!にやけた顔が治らない。


「いらっしゃいませ。登録ですか?受注ですか?」

「はい!登録です!」

「では、こちらに両手を入れてください。冒険者登録とご自身のステータスが拝見出来るようになります」


目の前に水状の液体が入ってる透明な箱が出てきた。

これに手を入れれば自分のステータスが見れるのか。

待ちに待った一大イベントだ。ここで高ステータスで周りが騒ぐだろう。見とけよ。


「少し冷たいですが我慢してくださいね」


ゆっくり手を入れ、想像してたより冷たく背筋に電気が走った。

感触はスライムを触ってるようだ。


「きゃ、冷たいね」

「これで俺は最強の冒険者になるんだ!」

「ただの登録で何言ってんだか」


液体が光り出した


「これでステータス更新と登録が終わりました。後ほど画面に出ますのでお待ち下さい。

それでは名前の登録をお願いします」

「では、トモキでお願いします」

「わかりました。そちらの方は?」

「んー。ユイでお願いします」

「はい、登録が完了しました。

ようこそ冒険者ギルドに!ユイ様トモキ様この先良い旅があらんことを願ってます」


盛大に受付上の画面に名前が出て、恥ずかしい思いと高揚感に挟まれていた。


「わからないことがありましたらこちらにお申し付けくださいね。

それではステータスが表示可能になりましたので確認お願いします。

能力値によって職が決まりますのでご申告下さい。

稀に珍しい加護がございます。発現してるといいですね。」


受付上にトモキ、ユイのステータスが表示された。

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