不良×不良(非行)
初投稿テスト作品、、故に大変短いです(1600字弱)、ご都合主義なのは堪忍です、文章の矛盾、誤字脱字が目立つと思います、、なので先に謝ります、「大変申し訳ございません!!!!。」
「光君~、少しお金貸してくれな~い?」
僕は月下光、朝登校するなりお金をせがまれた。
「ごめん、無理、皐月さんに貸せる程僕の生活は潤ってない。」
彼女の名前は皐月怜、近場では負けなしの喧嘩番長、らしい、(女の子なのに活発だな~)
「そんなこと言わずに、っさ!」
「白に水玉....」
「見るなぁ~!!」
「いきなり蹴るから見えちゃっただけだよ、不可抗力だ、っよ。」
彼女は確かに喧嘩は強い、故に短絡的でがさつなところが目立ってしまう、大人しくしていれば可愛いのに、そんな考察をしながら蹴りを捌く、彼女は確かに喧嘩は強い、だけど正直僕より弱い、その証拠に、毎日のように僕に突っ掛かってくるのに僕が蹴りを食らった事は一度も無い、いい加減学習して欲しいものだ。
「はぁ、はぁ、光...覚えてろよ...」
「はい、はい皐月怜さんね、覚えたよ、。」
もう何度目になるのか分からない逃げ文句を受け流しながら僕は教室に向かった。
今日は1時間目から数学だ、2時間目以降は.....何だったっけ?、まぁ1時間目が終わったらとんずらさせてもらうのでどうでも良いのだけれど。
僕は普段から真面目..だと自負している、学校には毎日顔出してるし授業もしっかり受けている、サボる事はまぁ時々有るけどしょうがないと思うんだ、何せ大事な大事なあの日は授業受けてる暇なんて無いんだから...、何て事を考えてたら1時間目の授業が終わってた、さてそろそろ行くか....。
「八坏さ~ん、僕が体調が悪くて保健室に行ったって事を伝えといてくれないかな~」
勿論決まり文句だ僕はそのままスクバを持って生徒玄関に向かう、行き先は近くの児童公園の公衆トイレだ、この後僕が行く所は制服だとアウトな場所なので先に着替えを済ましてしまう。
僕は校門を出て右に曲がりしばらく進んだ先に有る児童公園の公衆トイレに向かった、まだ朝の10:00前なのにウォーキングをするご老人や犬の散歩をする人達で賑やかだった、そんな中一直線にトイレに向かう僕は他人の目から見れば相当トイレを我慢しているように見えただろう、実際は時間が押しているだけなのだが。
先にタクシーを呼んでから少し急ぎ足で着替えを済ませ公園の前でタクシーを待っていた、今日の僕の服装は上は無地真っ黒のYシャツに下は少し厚めの生地に光沢の無い無地真っ黒なトップス、何処のヤーさんだって格好だけど、僕がこれから行く所はこのくらいじゃ目立たない様な場所だ、タクシーまだかな~何て考えてたら、やっとタクシーが来た約15分待ち...こんなもんか。
「お名前は?」
「月下です、明浜駅までお願いします。」
そう言ってタクシーに乗り込む、駅までは信号に引っかからなければ10分程度、かなりギリギリだ、
「お客さんシートベルトしてね、」
「ん、あぁ、はい、」
そんな抜けた会話をしながら僕は目的地まで向かうのだった。
☆★☆★☆★☆
「着いたよ、お客さん」
「........ん、あぁはいはい、」
最後まで何か抜けたやり取りをしながら支払いを済ませ、急ぎ足で駅のロッカーにスクバを預けに向かった。
「ヤバい開店時間じゃん......」
スクバの中から財布、スマホ、腕時計、煙草を取りだし後はロッカーに投げ入れる、100円を投入し鍵をかけ駆け足で目的地まで向かった。
ようやく目的地に着いた、その電光看板には、でかでかと“PACHINKO&SLOT”と映し出されている。
そう僕の今日の目的は此処で一儲けすることである、今日は2/7(金)...そう(金)だ、このお店では7か0の付く日の金曜日にゴールデンセブン、ゴールデンゼロ、と言うイベントが開催される、7、0が付く日、かつ金曜日の日は割りと少ない、故に出る、滅茶苦茶出る!、そして儲かる、「この日を狙わずして何時勝ちに行くか!!」と叫びたいくらい僕にとって大事な日だ。
「さて、一儲けしますか~」
そんな独り言をぼやきながら僕は入店するのだった。
執筆ペースはかなり遅い、、と思います。
不定期ですがまた読んで頂けたら幸いです、今後の執筆に活かしたいので感想、ご指摘、待っていま~す。