物資回収準備と足りない物
その日、物資調達前に必要な物を見定める準備に奔走する・・・・・・
キャンプ場
「・・・・・・・・・・・」
その日俺は物資の再確認を行っていた。
「ふむふむ・・・・・・食料品は2型戦闘糧食が大量に手に入った分大丈夫そうだけれども・・」
確認していると
「おーい、優希」
「先輩!!」
言われ振り返り
「お、木村に翼」
俺は04式小銃を背負ったまま振り返り、2人は
「どうだった優希」
俺に言い
「まぁ、皮肉だけれども食料問題は何とかなったよ。自衛隊のヘリの荷を貰えたからさ」
答え
「じゃぁこの調子で各物資の残りの調査をしようぜ」
「先輩方、手伝います」
木村と翼は言い
「ああ、助かる」
俺も頷き、俺達3人は各物資の現状を調査する。
「弾薬は・・・・・・・・・・」
保管している弾薬をあれこれ引っ張り出し
「ショットガン用の12ゲージは節約しないとな、結構な数を使っちまってる」
「えっと・・・・・5.56㎜弾は・・・・まだ十分に行けますね」
「使い捨ての30-06スプリングフィールドはいつ使うだな・・・」
「優希が見つけてきた38式歩兵銃の6.5㎜弾もあるだろ」
3人で現存する弾薬の確認を行い
「当座は5.56㎜をメインに使っていけばいいか」
「ああ、そうだな。でも装備の確認は定期的に行わないと」
「ですです」
3人で頷き合い
「そう言えば、水とか忘れていたが大丈夫だろうか?」
木村は言い
「水に関してはもう今や湧き水とかそういうのはもう飲まない方が良いだろうな、汚染されている可能性が非常に高い、水道水も出るから何気なく飲んじまってたけども気を付けないとなぁ、水源の中に感染者の死体が居ただけでアウトだからな・・・」
俺は言い
「となると次に水とか飲料水の確認しないといけませんね」
翼が言い
そのまま俺達は食料を保管している所に行き、それとは別に飲料水や清涼飲料水の残りを確認する
「やっぱり・・・・・」
木村は言い
「結構なくなってるな・・・・残量が・・・」
翼も言い
「えっと・・・・・」
ポケットからメモを取り出し俺はそこに
「水」
「清涼飲料」
とメモをする。そして次にメディカルキット類を見る
「あ~そう言えば、小川さんらを助けて手当てにそこそこ使ったしどこか薬局でもあればいいんだけれどもな」
木村が言い
「そうだな、今後の事を考えると病院とかの薬も考えないとな・・・・」
俺も残りを数えながら言い
「うん、そうですね、今や何でも貴重品ですからね・・・本当に」
翼も頷いている。そしてまた俺はメモ帳に
「メディカル・キット類」
「薬」
とメモをしポケットにしまう。そして
「後は、皆にそれとなく必要な物をきいてみようか」
2人に言い
「そうだな、皆この乱痴気騒ぎから結構気を張ってるし少しくらいならば嗜好品とかあってもいいんじゃないか?」
「そうですね、ずっと緊張の連続でしたもんね」
木村も翼も頷き合い
「良し、聞いて回るか」
俺達はそのまま皆に聞いて回る事にした。
新倉紗希の場合
「え、欲しい物?」
「う~ん・・・・・優希との時間を今以上に欲しいなぁ・・・・・」
紗希は俺を見ながら言い
「おふざけは勘弁してくれ。」
紗希に言い
「本当なのに、そうねぇ・・・石鹸とうかシャンプーやボディーソープ類後は洗濯洗剤かな」
紗希は数えるように言い
「成る程成る程・・・メモメモ」
俺はメモをする
倉田雛子の場合
「欲しい物?、そうだなぁ・・・・でもほとんどないかなぁ強いて言うならば冷凍食品かな」
言われ
「善処します・・・・」
木村が言う中
「無理しなくていいよ別に」
倉田先輩が言う。
西条弥生の場合
「欲しい物・・・・・そうねぇ・・・・・特にないかしら・・・現状は殆ど揃ってるじゃない」
西条先輩は言い俺達は振り返り肩を組み合い
「{忘れてた、この人ケミカル好きだった}」
「{ああ、そうだったな}」
「{そうだったな}」
俺達三人は頷く。
井上さんファミリーの場合」{広大さん・優香里さん・真帆ちゃん}
「え?欲しい物?」
「はい、何かこれ欲しいなぁってものはないですか?」
聞き
「うーん・・・・・・・・」
考え込み
「優香里はどうだ?」
奥様に聞き
「えっと、そうね・・・医療品とかは・・・・」
言うが
「チェック済みです」
答え
「そうね・・・・」
考えてると
「真帆は御菓子欲しい」
珍しく真帆ちゃんは言い
「成る程な、お菓子っと・・・メモメモ」
翼がメモし
「すまんね、秋山君」
言われ
「いえいえ」
俺は言い次の所へ向かう
佐藤巡査長の場合
「え?欲しい物ですか・・・・・・そうですね・・・・」
考え込むも
「とくにはありません。皆さんの生活に必要な物を最優先してください」
言われ
「「「はぁ・・・・・分かりました」」」
俺達は頷き次に向かう
野口五郎の場合
「何か欲しい物?そうだね・・・・・贅沢という訳ではないが・・・お酒かな・・・・」
野口博士は言い
「まぁそうですよね、ずっと気を張ってると疲れますよね・・・」
木村が言い
「あ、それとPCかな、ワクチン関連のデータを纏める作業に使いたい」
言われ
「お酒とノートPCですね・・・・・メモメモ」
確認を取り次へと向かう
岡野美緒の場合
「欲しい物?うーん・・・・・・この状況下で欲しい物は・・・これと言って思いつかないかなぁ」
入れるも
「まぁ、皆で食べられる美味しい物とか?」
言われ
「りょ・・・了解です・・・・・めもめも・・・・」
翼がメモを取る
佐々木先輩
「欲しい物?・・・・うーん・・・まぁとくにはないな、今[命]があるだけ本当に助かってるしな」
言われ
「でも敷いて俺が欲しいならまぁ・・・・・ここだけの話だぞ・・・「酒」」
言われ
「リクエストに出てるんで大丈夫です・・・」
俺は言い
「そうか、良かった」
言うのだった。次に
小野崎先輩と矢口先輩
「「欲しい物?」」
聞き
「「うーん・・・・私達は秋山君に助けてもらってる身だからね、そんな贅沢は言わないよ。うんこれと言って欲しい物はない」」
2人とも言い、もう片方の
伊坂先輩と加藤先輩
「「欲しい物??」」
聞き
「「うーん・・・・・・・」」
2人は考え込むようだったが
「「特にこれはと言う物がないからな・・・大丈夫だよ、間に合っている。」」
2人とも頷き合って言い
「分かりました。」
こうして聞き取りを終え、集まり
「えっと、家庭用の洗剤とシャンプーとボディーソープと酒とノートPCとお菓子とこれくらいか」
集まったリクエストを纏め
「よし、これくらいなら何とかなるな・・・」
「ああ、そうだな」
「ハイ」
俺達3人は頷き合うのだった・・・・
次回~武器紹介~を予定しています。
皆さま、駄作者です。数年ぶりにリターンしてまいりました。今後は此処での活動を再開していこうと思います、よろしくお願い致します。




