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消えていく日常~終末の世界で僕らは今を生きる~  作者: 特殊警備隊
第一章~発生壊れ行く日常
5/55

逃げるのも一苦労

秋山、望月が銃砲店で一休みしている頃、木村、高本は・・・・・

「はぁ、はぁ・・・高本大丈夫か?」


二人は秋山の家の近くまできていた。木村は自身のM360Jのシリンダーを開け空薬莢を取り新しい弾丸を装填する。目の前にはガラの悪い、俗に言うヤのつく人間の死体が転がってた。


「木村先輩、大丈夫ですが先輩の方こそ弾薬の方は大ジョブですか?」


同じくM360Jのシリンダーを開けて空薬莢を取り出し、弾薬の交換を行っていた。


「急ごう、この銃声で奴らを呼び寄せたら洒落にならん」


木村も言い、


「それと、翼お前結構射撃の腕いい腕してるな」


褒められ


「うちも、秋山先輩見たく両親が自衛官ですから両親にそこそこ射撃やサバイバル関連の知識を教えてもらってるんです。まぁ、秋山先輩には負けますが・・・」


若干の皮肉を言いつつも、周りに転がっているヤの付く人達の死体を漁るが


「ダメですね、木村先輩こいつらチャイニーズトカレフしか持ってません。」


翼は木村に言い


「ダメなのか?」


木村は聞くと


「ええ、粗悪品が多くて本場ロシアとかのならまだしもこれは下手に扱うと暴発したり最悪、射手が死ぬなんて事も・・・」


説明すると


「流石だな・・・パクリの本場は・・・」


若干呆れていた。しかし、事故っているヤの付く人達の車を見ると


「翼、後部座席、なんか積んでるぞ」


木村は言いつつも、後部座席のドアを開けて大きめのバックを取り出す。そして中を開けると


「「わぁぉ・・・」」


二人して言ってしまった。それもその筈、中には武器と弾薬が入っていたのだから。武器と弾を見た翼は


「助かったッ!!こいつはM590モスバーグショットガン、しかも国内規制前だからちゃんと7発入る。違法だ、違法ッ。すげぇ、M1911A1だ第一次世界大戦以降も特殊部隊なんかで近代改修受けつつ使われてる名ハンドガンだ!!ウホ、米軍正式ピストルのM9もある!!武器の宝庫だ!!」


翼の喜びように


「お前・・・・傍から見ると危ない人間にしか見えないぞ・・・・」


木村は軽く引いていたが、翼はお構いなしにトランクを開け


「やっぱり、先輩こっちにもありますよ!!」


木村は苦笑しつつトランクを見ると


「ガラクタじゃなねぇか」


思わず言っちまった、なぜならM1ガーランドなど第一世界大戦時代の骨董品が収められていたからだ。さらに漁ると


「おっ、ショットガンの定番だなM870は」


ショットガンを見つけ、奥には弾薬も追加で収まっていた。


「こいつはとんだ掘り出しものだな、もらってくか?高本」


聞くと


「当然ですよ、死人に武器はいらないじゃないですか」


翼はトランクから武器と弾薬を取り出す。バックは木村が持ち、銃器は翼が持つ。そして


「「武器をどうもさん、ろくでなし」」


ヤのつく物言わぬ死体に一言言い二人は移動を再開し・・・・・・・・






30分後・・・・・・・


「ここが秋山先輩の家です」


木村を伴い着いた秋山の家、そしてドアノブを回そうとするが


「え・・・・・・鍵かかってる・・・・・」


翼の一言に


「うそん・・(°д°)・・」


二人して固まるがその時


「ガタンッ」


庭の物置の方から音が聞こえ


「「ま・・まさかな・・・」」


二人で庭に弾薬の入ったバックと武器を置き、物置に近づき


「{スリーカウントですよ}」


木村に合図を送り


「{3}」

「{2}」

「{1}」


ドアを開けるとそこには・・・・・・・・・・・

次回、~第三の生存者~を予定しています。

ニュースで持ちきりですね、北の将軍様の悪逆非道ぶりは全く、あんな事して恥ずかしくないのかと思いますけどね・・

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