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消えていく日常~終末の世界で僕らは今を生きる~  作者: 特殊警備隊
第四章~共白湖キャンプ場編
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新たな場所を求めて

研究所からの脱出を成功させた優希らだが再びどこにも行く宛がなくなってしまった。しかし考えると案外近くはないが遠くもない所に場所はあるのだった。

「で・・・振り出しに戻ったわけか・・・・」


皆で研究所があった場所から下り道の駅で休憩を取る。その間も俺達は銃から手を離さない。


トイレ休憩を取り内部に行き案内掲示板を見てみパンフレットを取り


「なんかいい所ないかな~~~」


パンフを見ていると


ガサッ・・・・・


音が聞こえ銃を構えるとやはりここにも感染者がいた。


プシュンッ


引き金を引き発射された5.56mm弾が頭部に当たる。感染者はそばに崩れ落ち


「はぁ・・油断も隙もないなぁ・・・」


俺はパンフを持って皆の所に合流すると


「次の場所なんだけど、ここにある共白湖キャンプ場なんてどうかしら?」


望月がいい


「いいわね」


紗希も言い俺を見るが


「俺も良いと思う」


そう言い


「共白湖キャンプ場か・・・・最後に行ったの今年の林間学校の時以来だよなぁ・・・」


木村も言い


「ああ、懐かしいなぁ・・・・」


俺もその時の事を思い出し懐かしむ。先輩方も


「いいんじゃないかな」


そう言い、野口博士や井上さんに佐藤巡査長らに行ってみると


「なるほどね、ここらどれくらい走る?」


そう聞かれ


「1~2時間くらいだと思いますが」


そう言うと、


「なるほどね・・・島崎から出ちゃうか・・で、向かう所は?」


聞かれ


「共白湖キャンプ場です」


そう言うと


「わかったわ。今、ちょっと給油してるから待って。予備の携行缶にも入れてるから」


井上さんらのキャンピンガーやパトカーにガソリンを給油し準備が終わるまでの間そこらへんを見てるとお菓子の自販機があったが


「・・・・・・・・・・」


それを見て俺は04式小銃の銃床でガラスを殴りつけた。


ガシャーーンッ


ガラスが割れる音がなり、綺麗にガラスは割れ周りに残ったガラスも取る。そして中にあるお菓子を取り出す。


「当座の食料がわりにはなるかな・・・・」


そうやってると


「私にもちょうだい」


紗希が横から手を出してくる。


「ほいっ」


クッキーとチョコレートを渡す。その後キャンピングカーで来た時と同じようにのり目的のキャンプ場まで行く。外の風景を見ていると前よりも酷くなっているようにも見えた・・・・・


「{はぁ・・・・本当に事態の収拾なんてできるのか?・・・この状態で}」


俺は外を皆がら思っていると


「先輩、キャンプ場についたらまずなにします?」


翼が言い


「安全確認だろ、できればコテージがあるといいんだがな・・・」


俺は言ったが


「優希、そんなに物事上手くいかんよ・・・」


木村に言われ


「まぁ、そうだよなぁキャンプ場に車で乗り入れてそして周囲の安全確認を行ってそのあとに、拠点を設営すればいいでしょ。あと監視所みたいな所があれば、スナイパーライフルもあるしそれも活かせるでしょ」


俺が言うと


「まぁ、そうだわな・・・」


木村は行った。こうして俺達はキャンプ所を新たな目的地として進んでい行った。

次回~キャンプ場到着~を予定しています。

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