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消えていく日常~終末の世界で僕らは今を生きる~  作者: 特殊警備隊
第三章~彷徨う俺達
39/55

内部探索と機密

モールを出て初めての安息のまま眠りについた優希、その日優希は研究所内部の探索を行う。

「・・・・・・うん?」


目が覚めて時計を確認する。早朝の朝6時00分きっかり。俺を抱き枕にして安心しながら眠っている紗希の顔を見ると


「クスッ・・可愛い・・・」


素直にそう思えてしまう。すると


「う~~ん・・・」


紗希が目を覚まし


「優希、おはよ」

「うん、おはよ」


着替えをバックから出し、迷彩服のズボンに軍用ブーツ、紗希自身も着替え外に出るともう皆も置き始めていた。


「うーす、秋山おはよう昨日は新倉と楽しんだか?」


冗談で言ってるのがすぐにわかる。


「佐々木先輩、リアルで勘弁して下さい。」


俺はタジタジになりつつもそう言い


「むしろ、そっちは大丈夫でしたか?」


聞くと


「あ~翼の奴が酔いまくってっププ」


佐々木先輩は笑い、皆で朝食を食べる。しかし野口博士の顔を見ているとなんとなく元気が内容に見え


「野口博士、どうかしたんですか?」


聞いてみると


「い・・・いや何でもない」


そう言い


「でしたらいいのですが・・・」


俺も言った。朝食を取った後に皆は思い思いに過ごすが俺は何かが引っかかり


「紗希、ちょっと内部見て回らない?」


誘い


「え?、いいけど」


ポケットにSIG P226ピストルをいれ片方にマガジンを数本入れて部屋から出る。そして色々な所を見て回る。研究室・資料室・など色々としかし


「ねぇ、優希あれ・・・」


紗希が示したほうを見ると野口博士が入っていくのが見える。


「・・・・・・なんだろう?」

「・・・言ってみる?・・」


紗希も言い、野口博士が出てきた後にこっそりと部屋に入ってみる。すると


「なんだ・・これは・・・」

「なにこれ・・・」


なかにはドラム缶の山二人で手分けして調べて見るがどれもこれも殆どが空そして紗希がなんかのマニュアルを持ってくる。


「ねぇ、優希これすごくマズイ事書いてあるんだけど・・・・・」


紗希に言われ見てみると


「燃料が尽きた場合予備電源の48時間が過ぎた場合バックアップのデータ国のサーバーへ転送を確認後にこの施設は機密保持のため自爆しますって・・・・自爆っ!!」


俺は慌てて機械に繋がっているドラム缶を揺すってみるが


「マズイ・・・ほとんど燃料も何も入ってない・・・」


俺は言い


「優希ダメほとんどのドラム缶に燃料が入ってない・・・」


紗希も言った。その頃


「あれ?空調止まった・・・・」


翼が言い


「本当だ・・・・」


佐々木も気付いた。


「あれ・・・シャワーが暖かくならない・・・・・」


岡野も言い


「えっ、そっちも?こっちもなんだけど」


望月も言った。その頃電源室では


「大変、優希っ予備電源のモニターが動き出してる」


紗希は言い


「残りは!!」


そう言うと


「あと・・・45分・・・・」


紗希は言い


「クソッ、野口博士は最初からわかっていたんだ知っててこの事を言わなかったんだ」


俺は言い


「優希、皆にここを出る支度をさせないと!!」


紗希は言い


「ああ、そうだ俺達も皆の所に戻ろう。」


俺も紗希も慌てて皆の所へと戻った。この事を知らなかったらと思うとゾッとしていた。皆の所へ戻りその事を報告すると


「まじか!!早く逃げる準備しなきゃ!!」


皆が部屋で準備を行う。そして準備が終わり


「たった・・ひと晩の安息か・・・」


やはりため息が出るが


「ここに居たら死ぬでしょ」


準備をまとめ博士がいるであろう研究所メインホールへと向かった・・・・

次回~安息の終わり~

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