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消えていく日常~終末の世界で僕らは今を生きる~  作者: 特殊警備隊
第二章~島崎市アウトレットモール編
33/55

モール脱出プラン

内部感染によりモール内部が地獄と化し、わずかな生存者達はこの先を案ずる・・

早急にモールで対策を講じなければならなくなり


「佐藤巡査長、ここはもう脱出するしか方法はありません。正直今現在救助は期待できませんしこのままではジリ貧です。」


俺は言い


「そうね・・・・でも・・問題はどうやって感染者が大勢いる階の下まで行くかね・・」


「見取り図とかにいけそうな所はないんですかね・・・」


翼は言い、俺達は見取り図を広げて見る。


「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」


三人で見取り図を見てどこかに抜け道的な所はないか見てみる。因みに見張りは井上さん、そして木村にM1500を持たせ、あと紗希と二上にも頼んでいる。


「「「ダメだ・・・見つからない・・・・・」」」


俺も翼も佐藤巡査長も言い


「なんか別の案があれば・・・・・」


とりあえず、お腹がすいては何もできないとの事で昼食をとることにした。幸い下の階から持ってきていた物が残っておりそれを食べることが出来た。俺は皆と固まって食っていたが


「・・・・・・・・・・・・」


ご飯を食べるものの状況をどう打開するべきか必死に考える。すると


「ねぇ、あのゾンビみたいなのって音に反応するんだよねぇ・・・」


望月は言い


「ええそうね、銃声などに思いっきりよってくるしね・・・・・


紗希も言い


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・それだ!!」


俺は言った。


木村も翼も


「「??」」


と言った顔をしているが


「陽動だよ・・・・・連中は音に敏感なら連中をどこかに集めればいい・・・」


俺はいい


「ほら俺たちの所の真ん前にエレベーターがあるだろ。そこから下に降りて何か音を鳴らすそうすれば連中はそこに寄ってくる。一匹が動けば皆動く・・・その隙に我々は駐車場に移動し現拠点を放棄」


皆に言ってみたが


「なぁ、優希、毎度お前の案には驚かされるが誰がやるんだ?片道切符じゃないか?」


そう言うと


「いいや、大丈夫銃声をたててある程度の連中を倒してしまえば任務完了。だ因みに音を立てる物でもいい」


そこで黙っていた紗希が


「ねぇ・・・他に方法はないの?いくらなんでも危険過ぎるわ・・・」


紗希に言われる。すると翼が


「先輩、ダクトはどうですか?」


いい


「俺達が通ったルートをそのまま行って駐車場に出るルートです。」


それを言い


「意外な盲点だったな・・・それなら一発も銃弾を撃たずに安全に突破できそうだな・・・」


俺も納得し佐藤巡査長に話してきてみる。俺・翼・木村と佐藤巡査長の所へその足で行き


「以下のルートなら安全にここから脱出ができそうですが・・・・どうでしょうか?」


提案してみると


「ふむ・・・・ここまで行って右で・・・そこを通ってはしごがあるわけね・・・・」


佐藤巡査長は言い


「うん、これで行きましょう。何とかなりそうね」


こうして意外にもプランは決まり、佐藤巡査長から皆に脱出方法が告げられ意外にも反対はなく皆が準備に取り掛かり始めるのだった。無論俺達も銃器や寝袋などモロモロバックに詰め込み持っていく物は持ってと準備に勤しんだ。

次回~さらば、安息の場所~

モール編次回で終わりかな?・・・・

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