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消えていく日常~終末の世界で僕らは今を生きる~  作者: 特殊警備隊
第二章~島崎市アウトレットモール編
20/55

利害一致

銃撃戦により驚異を排除し仲間を救ったが、銃器の所持が警察にバレることに・・・

俺達はその後まとめて、岡本警部達が使っている所に連れて行かれ武器の入手経路・どれほど持っているのかを聞かれる。


「断っときますけど、貴方方の武器・弾薬の引渡し要求は一切を拒否します。」


俺は翼と木村の考えているであろう意見を言うが


「違う、そうじゃない・・・」


岡本警部は言い


「さっきは済まなかった、何もしてやれずに・・・」


頭を下げて謝り出し、


「いえ、こちらもお互い様です。先ほどの暴言失礼致しました。」


俺も頭を下げる。武器は一応佐藤巡査長に預けてる。無論、安全に考慮し弾薬は抜いている。それで


「本題に入りましょう、武器の所持に関して認めていただけるとの事ですが?」


聞くと


「うむ、正直な所あの暴力団の連中がここまでの行動を起こすのは予期できなかった。これは我々の落ち度だ。今回はまぁ・・あのような事になったが連中を排除できたのはある意味ではいい事だ。」


岡本警部は話


「しかし、君達が始末した人員はあれで全部ではない・・」


それを聞き


「はぁ・・・やっちまった・・」


「ああ、全くだ」


「でも仕方がない」


俺達三人共三者三様に言い


「今回は人命がかかっていたし、婦女暴行未遂などもあったまた中野巡査部長に対しての武器の不法使用」


一旦切り


「我々は、君達の武器の所持を認める代わりもしもの時いわいる、感染者やあの暴力団の構成員と衝突し武器を使用せざる負えなくなった時、我々と共に戦って欲しい。」


岡本さんにとっても苦渋の判断なのだろう。中野さんが怪我をし戦力ダウンが避けられない今、暴力団と同等の装備を持つ俺らはある意味では野放しににはできないが、自分達側に招き入れたほうがいいのだろう。俺はなんとなくそう思えた。


それで


「で、そちらの条件は以上と」


俺は言うと


「ああ、どうだ?」


考える・・・・・リスクは確かにある。誰かが死ぬかも知れない・・・でも、今回の用に戦わないと守れない物もある。翼と木村を見ると


「「優希の判断に任すよ」」


二人共笑い言っている。俺は


「分かりました、その条件を飲みます。私も気が変わりました」


言うと


「そちらで弾薬等は足りていますか?ある程度なら38SP弾をそちらに提供します。」


そう言うと


「助かる、ありがとう」


こうして俺達は利害が一致し警察側に弾薬を一部提供、を約束。俺達は武器の所持が認められたが事故を防ぐために


「安全装置の確認の徹底」


「もしもの時以外は弾丸を抜く」


「管理には細心の注意を払う」


この三つを徹底するように決め、そのために銃器管理用に鍵付きのロッカーか保管庫を寝泊まりしている所に持ち込む事に。そして部屋の外に出ると、紗希先輩や西条先輩それに望月が私服に着替え俺達を待っていた、心配そうな顔をしている紗希先輩に対して


「大丈夫、問題はないよ。」


俺は言い


「ハイ、銃器のほうを返しますね」


佐藤巡査長に俺はM1100・翼はM590・木村はM870それぞれショットガンを返してもらい、俺を含め三人共その場でシェルを抜く。俺は追加で持ってる拳銃M9からマガジンを抜き、ショットガン・拳銃本体に安全装置をかける。そして


「じゃぁ、戻ろう」


俺達は武器を持ったまま与えられた場所に戻った・・・・

次回~エネミーライン(敵地へ)~を予定しています。

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