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消えていく日常~終末の世界で僕らは今を生きる~  作者: 特殊警備隊
第二章~島崎市アウトレットモール編
19/55

命をかける理由

突如として響き渡る銃声、銃声の聞こえた屋外テラスに向かうと

俺と翼はその足ですぐに屋外テラスに行くと、腕を撃たれてうずくまって居る中野さんとヤクザと思えるガラの悪い連中が紗希先輩や西条先輩、それに望月などを捕まえて騒いでいる。


「落ち着け、こんな事してもなんもならないぞ!取り決めで決めただろう」


岡本警部が必死に説得するが


「うるせぇ!!誰がサツの言い分を聞くかよ!」


言い


「こんなに良い女がいるならさっさと拉致ってヤっとくべきだったなぁ」


薄気味悪い笑みを浮かべ、紗希先輩達の体をまさぐる


「ヒィッ・・・・・」


先輩方は怯えている・・・・・


「クソッ・・・」


状況を観察し

「{敵の武器は・・・・トカレフ・・・上下二連散弾銃・・・うん・・・俺達の装備で十分に太刀打ちできる}」


隣で木村は


「おい、あんた警官だろ!!なんとかしろよ!!」


木村は岡本に言っているが


「銃を・・・・奴らに取られた・・・・」


その一言に木村は絶望するような顔になるが


「もういい、あんたには頼まない」


俺はいい木村の腕を掴みすぐに、館の中に戻り、たまたまいた井上さんと翼を捕まえ訳を説明し


「分かった、一緒に行こう。」


俺達は車を止められてるキャンピングカーの中に入り


「翼、ほれっ!!」


翼にM590と弾薬を渡し木村にM870ショットガンと弾薬を渡す。俺はM1100ショットガンとM9ピストルとマガジン・ショットシェルを持てるだけもって、車を降り。四人で館内を走り屋外テラスに戻ろうとした時


「おい、お前らその銃どこから持ってきた?」


岡本警部に見つかり


「なんだ?、お前に一々答える義務があんのか?、それとも俺を逮捕するか?」


そう言い、岡本警部は手錠を取り出そうとしたが


ジャキンっ


俺達は銃口を一斉に向ける


「お、おい、落ち着け・・」


岡本警部は言うが


「悪いが、アンたらに付き合ってる余裕はない、それに民間人を守れないような警察に用はない!」


言い、


「翼、手錠を取り上げろ」


そう言うと翼は銃口を突きつけたまま岡本の手から手錠を奪う。俺たちは銃口を下げ


「こんなクソみたいなルールなんて反吐がでらぁ、こんなルール、便所紙に包んで地下下水にまとめて流してやらァ」


岡本に吐き捨て、俺たちは屋外テラスに向かった。屋外tテラスにつき散弾銃・拳銃の安全装置を外し


「行くぞッ」


中に行くと


「ちくしょ、また邪魔かよこれからお楽しみだってのに」


の連中は俺達の方を向き


「怪我したく・・」


そこで、銃声が響き脅し文句を言おうとしたそいつは吹っ飛んだ、無論心臓に散弾がめり込み即死だった。


「死にたくなかったら彼女らを解放しろ、さもなきゃお前らの汚いウィンナー俺達が去勢してやる」


すぐにヤクザどもも状況を理解し、互いの獲物を持ってくるが分が悪い、国内規制の3発と規制前の7発はアドバンテージが大きい。すぐに俺達も物陰に隠れつつ


「翼、木村」


声をかけ


「任せろッ」


ダァーーンッ

ダァーンッ


二人の援護射撃を受けて全身し、近くの影に隠れ


シャコン・・・シャコン・・・シャコン・・シェルをリロードしていく


「クソ野郎、ゴミはまとめて地獄送りにしてやるッ!1」


引き金を引き続ける。


紗希side


目の前の光景は戦場・・・そのもの・・・私達に手を出そうとした連中は目の前で死体になって倒れている。秋山くんに木村くんそれに高本くんとその手に握られているのは散弾銃・・・目の前の光景に戦慄さえ覚える。銃声と共にに悲鳴をあげて倒れ、増えていく死体・・


「・・・・・・・・・・・」


言葉になんて出来なかった。響く銃声、地面に落ちる銃弾の空薬莢、見れば周りは大半の死体は暴力団の人ばかり、隣の弥生・葵ちゃんに至っては恐怖で目を背けている。だが私はこの戦いから目を背ける事が出来なかった・・・・


紗希side アウト


「優希、連中の頭数、だいぶ減ってきたぞッ」


後ろで木村が、シェルを詰めながら言い


「木村ッ、手を休めるな撃ち続けろッ!!」


俺は叫びつつ引き金を引き続ける


ギャーーーーッ


俺の撃った散弾がまたろくでなしの一人を地獄送りにする。俺は今何のために戦うかと聞かれたら迷わず答える「大事な仲間のため」と。そのためだったら何人でも殺してやるッ俺達に危害を加える奴らは。


銃撃戦がおっぱじまって数十分すると


「ま・・待ってくれ!!」


奥から声が聞こえ、俺も後ろに居る翼や木村と顔を合わせ、互いに散弾銃を構え出ると、生き残っているであろう、二人くらいのヤーさんが両手をあげていた


「こっ・・降参する!!!降伏する!!撃たな・・・・」


ダァーーンッ

ダァ-ーンッ


俺達の目の前に二つ死体が増える。


「降参するくらいなら・・・最初からこんなことなんてするんじゃねぇ!!」


吐き捨てシェルを銃本体に装填する。銃声が収まり様子を見に来た、警官の岡本・佐藤はその光景に絶句した。


「な・・・・・・」


「・・・・・・・・・」


岡本も佐藤も言葉を失った。彼らの周りには、死体・・・死体・・・死体・・・死体の山になっている。見た所彼らも所々銃弾がカスったのであろう。薄く血が出ている・・


「遅かったか・・・・・」


岡本は言った。できれば銃撃戦になって欲しくはなかった。しかしあの時自分の銃を取られた時点で自分にできる事は何も無かったのだから・・・・


そんな事をよそに俺達は先輩方に近づくが


「・・つっ翼、タオル・・・なんでもイイから!!」


「えっ、ちょ先輩?!俺」


俺達は、先輩方に干されてるタオルをかぶせショットガンを背負い、戻ろうとするとそこに警官二人が居る。


「どうします?、俺達三人共殺人・銃刀法取締違反で逮捕します?」


俺は岡本警部に言うと


「待って下さい、岡本さん・・・これは・・」


紗希先輩が横から何かを言おうとしているが


「・・・・・・後で私達の所に来なさい、それと銃器の所持を認める。」


コレには俺も木村も翼も驚いた。

次回~利害一致~を予定しています。

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