モール探索1
厄介事を片付けた優希はモールの探索を行う事にする・・・・
朝食を食べ終え、再度寝袋に入り寝る。望月や新倉先輩の構って攻撃にはまいったがこっちも疲れている。そして起きた頃にには昼だった・・・
「お、起きたか相棒良く眠れたか?」
木村が近くにいて
「ああ、よく寝た。朝は佐田に笹原の馬鹿に安眠妨害されたからな。あのクズども」
俺は起き上がり、背伸びして
「昼食はどうする?」
聞くと
「ほら」
木村が出したのは某ハンバーガー店で売っているハンバーガーだった。コレには俺もおどろいた
「!!!」
「木村、お前どっからそんなもん準備した?」
聞くと
「ああ、お前が寝てる間に皆でお前におんぶにだっこじゃぁ悪いからって、皆でこっそりサツの目を盗んでもう一回食料品売り場を見て、ハンバーグのパック見つけて回収したんだ。それでほら俺元マ〇クのバイト経験者だろ。だからこっそりと作ってみた。」
木村に手渡されたのは、ハンバーガーだった。
「パン、よく無事だったな」
食いつつも聞き
「ああ、俺もびっくりした。」
木村は答え
「皆は?」
聞くと
「DQNの笹原に迷惑ボンボンの佐田が消えたしな思い思いに過ごしてるんじゃないか?」
木村は言った。木村が作ってくれた、ハンバーガーを食べ
「さて、行きますか」
俺も寝袋を畳み、
「木村、モールの中見て回らないか?」
聞き、
「ああ、一緒に行く。」
木村と俺でモールの中を見てまわろうとなったが、肝心の見取り図がなく、
「なぁ木村、見取り図どうする?」
聞くと
「うーん、事務所とか行ってみるか?」
そう言い、二人であんな掲示板を見て事務所にたどり着く。そして事務所の中をあれこれ探してみる。
「あったか、優希?」
それに対し
「いいや、見つからない」
その後も二人で探すと
「!あったぞ優希、」
木村に言われ、木村の元に行く。すると
「モール内部見取り図予備」
と記されて居る。
これを見て、
「木村、俺達が居るセクションがここだ」
俺は第一総合品販売館と書かれた部分を差し
「警察が行ってはいけないといったのはここと、ここだ」
第二総合品販売館と書かれた所と第三総合販売館と書かれた所があった。
「この、第二総合販売館に入ってダメというのも変な話だ」
木村は言い
「ああ、恐らくはここにも物資があるのかもしれないが何らかの理由があっては入れないんだろう。」
言うと
「実際に、行ってみるしかないか・・・」
近くのプリンターで見取り図をコピーする。それを木村にやり、じゃぁ行ってみるか。事務所を後にし俺達はその地図に従い進むと中野さんがいて
「ここから先は行っちゃダメだ、説明したろ?」
言われるが
「なんで行っちゃダメなんですか?」
木村が聞き
「ええ。」
俺も聞くと
「はぁ~~、岡本警部には内緒だぞ」
中野さんはため息を付き周りを確認し
「この先は、地元の暴力団が仕切ってるんだああ言う連中は何しでかすかわからないから立ち入りを制限してるんだ。」
中野さんは言い、
「もう一箇所の第三総合販売館は、感染者がかなり入り込んでいいるからだ。」
中野さんは説明し
「なるほど、そう言う事でしたか・・・」
俺達は納得すると
「だから、気を付けるんだいいね」
中野さんは言い
「オーケーです。」
そう言ってその場を離れた。
次回~モール探索2~を予定しています。