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1.託された子

コンコン…コンコン……


「あら、こんな時間に誰かしら?」

家のドアを叩く音に気が付いた女性に、こんな時間に訪ねて来る者に心当たりはない。もう一時間もすれば人々は就寝し街は寝静まる。それに今は冬で、さらに今日は夕方になってから雪まで降り始めた。今も外は雪が降り続けており、街中が雪の白で塗り尽くされていることだろう。

「どうした?」

そう女性に声をかけて来たのは、女性の夫である男性だ。しっかりした身体つきをしており、普段から鍛えており身体を使った仕事をしているだろう事がうかがえる。二人にはとある事情から子供はおらず、夫婦二人で決して裕福ではないが、落ち着いた日々を送っていた。

「今、家のドアを叩く音が聞こえた気がしたから…」

「こんな時間に?今日は雪も降っているっていうのに…気のせいじゃないか?」

「そうかしら?」


コンコン…コンコン……


もう夜のこんな時間に、しかもこんな天気の日に訪ねてくるなんて、気のせいではないのか?と話していると、再びドアを叩く音が響いてきた。

「どうやら本当に誰か来たようだな。もしかして、何かあったのだろうか?」

「そうね…でも、急いでる感じでもないし、大変な事が起きてるって訳でもなさそうね。ちょっと行ってくるわ。」

「ああ。」

そう言って、女性は玄関に向かう。


「はい。どなたですか?」

女性がドアの外に向かって声をかける。

『お願いがあって参りました。どうかこの子をよろしくお願いします。』

返ってきた声は、頭に直接響いてくるような、そんな不思議な、女と思える声だった。

「え?…この子?…あの、いったい何の事を言っているの?」

不思議な声と、お願いの内容に混乱しながらも女性が返す。しかし、少し待ってみても今度は相手のあの不思議な声が、いっこうに返ってくる様子がない。

「いったい何なのかしら…」

もしかして、誰かのいたずらだったのだろうか?と女性がドアを開けてみるが、ドアの前には誰もいなかった。

「…まったく、こんな日に何ていたずらを考えるのかしら!何かあったのかって思うじゃない!」

ドアを叩く音に気が付き、雪が降るこんな日の、もう少しすれば就寝する様な時間に訪ねて来るものだから、「何かあったのでは?」と思って出てみれば、変な事を言ったきりいなくなってしまった。女性が少し声を大きく、文句を言ってしまうのも仕方ないというものだろう。しかし、だからだろうか。

「ぅ…ぁ…」

女性のものではない、誰かの声が聞こえて来た。そう、目の前ではなく下。女性の足元からだった。女性はその声がしたところへ目を向けた。

「っ?!!」

よほど驚いたのだろう。女性は固まってしまっていた。

「何かあったのか?」

女性の声が聞こえた男性が出て来て、女性に訪ねる。その声で女性もハッとして急いでかがみ、何かを丁寧に持ち上げてから振り向く。

「あ、あああなた!あ、赤ちゃんが!赤ちゃんが!置いて!誰か来て!赤ちゃんが?!」

振り向いた女性が男性に向かって、突然訳のわからない事を言い始める。

「お、落ち着け。何が言いたいのか訳がわからない。赤ちゃん?そんなのいったいどこ…に……」

女性を落ち着けようと話していた男性だが、女性が抱えている籠の中にいるものを見て、続く言葉を失う。そう、女性が抱えていた籠の中には言葉通り、産まれて間もないと見える赤ん坊が寝ていたのだ。

このサイトでたくさんの方がいろいろな物語を書いていて、それを読ませてもらっていたら、私はが書くとしたらどんな物語になるだろう?なんて思い立ったが吉日と、設定も何もろくに考えずに見切り発車。そんなこんなで始めたものだから、何時まで書き続けられるのか?そもそも読める物になるのか甚だ不安もありますが、まあ素人の興味本意という奴なので、そんな物かと流してもらえればな〜と思います。

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