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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界旅するゾンビシューター

作者: 平入 涼

現在の状況。

夕飯買いに近くのコンビニエンスストアに行く。

買い終わって自宅に帰る。

ドアを開けて自分の家に入る。

するとそこにわ見たことのない世界が!


「どこだよここ・・・」

少年は辺りを見渡してここが自分の家ではないことを確認する

左右とも石の壁に覆われており、目の前は石畳の廊下が続いている。

確か自分の家の廊下はフローリングのはずだ、そんなことを考えながら後ろを向くと

木製のドアがあり、ここを通れば元のところに戻れるかも、と思いドアノブを回すもあかない。

「クソ・・・、とりあえず廊下の突き当たりに行ってみるか」

そうして少年がきびすを返して歩いていくと色の違うドアを見つける。

「別のやつか・・・もしかしたら自分の家に帰れるかもしれないな」

ちなみに少年はここに行き着く間に、ここは異世界なのでは、ということを考えては、それはない、と自分で否定していた、しかし、こうゆうときに限り人の予想は命中する。

「開いた!」

少年はドアを開き外に出ると絶句した。

異世界に行ったとしてもどうせファンタジー見たいだろうな

などと考えていた結果。

「どうしてゾンビ系のファンタジーなんだぁ!」

ドアを開けた先には石畳のテラスがあり、遠くまで見渡せるだけの高さがあった。

そこから見える景色はと云うと、真っ赤に染まった空があり、下にはフラフラと歩く腐ってそうな人がすんごい数いた。

正直見なきゃよかった、しかし見てしまったから仕方ない少年はその場に座り考え始めた。

(今の状況からすると、ここは異世界、しかもゾンビいるタイプ、そして所持品はさっきコンビニで買った飯だけか・・・)

そう考えたのち少年は、ゆっくりと赤い空を仰ぎ見て

「これ・・・詰んでんじゃん・・・」

そう言ってフッと笑った。

「無理だろこれ!なんだよ!初期装備がコンビニ飯って!どうやって戦えと!?終わった!俺の人生ここで終わった!いや待て・・・これはあれか・・・ここの世界の人が助けてくれるルートじゃないですか?

しかもこうゆう時って大体可愛いおにゃの子が助けてくれるよね!?やった未来に希望が湧いてきた!」

そんなことを一人で喋っていると最初のドアの方から音が聞こえてくる。

(キター!俺の未来の希望がキター!さあ早くカモン!)

そして少年が後ろを向くと同時に爆発が起こり爆風の中から足音が聞こえてくる。

(さあ一体どんな子がくるんだショートヘアーみたいな感じか、それともロリっ子か、はたまた巨乳のお姉さんか!どんな子でもウェルカムだ!)

そして爆風の中から出た来たのは

「おい、貴様ここで何をしている、どこから来た、答えろ」

そう言って渋い声のダンディなおっさんがライフル向けて問いかけてくる

それを見た少年は空を仰ぎ、目元に手を当て

「どんな子でもウェルカムとはいったが・・・男は・・・ないだろ・・・」

そうつぶやき、涙を流した。

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