執筆でもって、サイクルを回せ!
ネットに対して情報発信するのは、ネット住人の務めだと考えています。楽しんでるだけじゃダメなんです。楽しませないと。
執筆は数ある媒体の中で、最もシンプルかつ深みのあるものでしょう。
生きていると頭の中に様々なイメージが浮かび上がってきます。人間の右脳は高性能なコンピューターです。手堅い日常の未来予測から、突拍子もないファンタジーまでカバーして、半永久的に生産を続けてくれます。
そうして生まれたイメージを、空想のまま終わらせずに、文章化して体系化します。
書くことで、自分の中の世界を広げ、それを明瞭化できるようにするわけです。
他者と話すことで自分の考えがまとまるのは有名な話ですが、執筆では自分自身と対話して考えをまとめるのです。
執筆を行うことでアウトプットを強化すると、今度はインプットも強化したくなります。
アウトプット中に頭に浮かんでくるのは、自分の知識をコンテキストとしています。そのため、自分の知らないパラダイムを考えるのは難しいのです。良質なアウトプットを続けるためには、常に新鮮な情報と適切な刺激を脳に餌付けする必要があるのです。
大量情報をインプットして、アウトプットを行う。そのフローの活性化が執筆の目的です。
新しい世界を自分の中に築き上げる作業です。
新しい世界を作りたい欲求と、築き上げた後の快感。それは何ものよりも強い感情です。
執筆はそのための種蒔きです。
最近、ようやく私はそこへ理解が及びました。
当分、執筆に夢中な日々が続きそうです。
毎日、決められた時間を確保するという平日執筆法のおかげで、生産量が飛躍的に向上しました。
習慣付けとは、怖いものです。いまや、休日よりも平日の方が書けているくらいです。
こうなると、もはや休日は不要になってくる気すらします。
いまや、書かない方が異常になりました。
やはり、上達のためには量をこなしてなんぼ。ひたすら書いて、インプットとアウトプットのサイクルを回し続けるつもりです。